累 かさねのレビュー・感想・評価
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この2人だから出来た作品
太鳳ちゃんと京子ちゃん❗
顔立ち、体型が似てるからこそ、この作品は大成功したのでしょう❗2人ともテレビで観る印象は、可愛いアイドルというイメージしか無かったのですが、監督さんは2人の真の実力を見抜いていたのでしょうね❗テンポの良い映像は音楽とも相まって、時間の経つのを忘れさせます❗私の映画に対する面白さの判断基準は、眠たくなるかどうかなのですが、仕事明けで眠たかったにも関わらず、スクリーンから目が離せず、アッと言う間の二時間でした❗
特に太鳳ちゃんの後半の劇中劇は、このままホントに舞台化しても、万雷の拍手は間違いないと確信しましたね❗
2人を配役にした別の作品を観てみたいです😊✋
土屋太鳳の 代表作に
代表作になると思う。
得意のダンスも活かされていた。
このふたりの配役は逆なら間違いになっていたと思う。
見終わって気分が良いかというと
あまり良くない。
気持ちを入れてみてしまうと、うわーっという気分で
帰宅しなくてはならない…。
太鳳ちゃん、 デビューから色々みてるけど
成長してると思う。
久々に邦画で良いものを見れたと思った。 そんな作品。 思わず初めて...
久々に邦画で良いものを見れたと思った。
そんな作品。
思わず初めてレビューを書きました。
土屋太鳳、芳根京子どちらにも感情移入できて、とてもハラハラさせられた。
レビューを見て行くのを渋るのにはもったいない作品。
脚本の黒岩勉は流石。ぞくぞくさせるセリフ、演出はかなり引き込まれて何度も鳥肌が立って身体を縮こませて見ていた。
言わなくてもいい事かもしれませんが、1つ不満があるとすれば、横山の演技の下手さくらい。
広告の仕方、キャスティング等批判ありますが、是非、劇場足を運んでいただきたいです。
悦びと没頭と恐怖
冒頭からたたみかけるような強引な展開に少し出鼻を挫かれるけど、一旦落ち着いてからはスリリングなドラマとして結構楽しめた。原作未読。
顔どころかスタイルも声帯も全部入れ替わっているじゃんとか、累の顔は傷があるだけですごく綺麗じゃんとか、実写映像ではなかなか難しい設定に細かなツッコミはどうしても入れてしまう。
けれど、入れ替わってもどっちがどっちだかすぐに分かることにゾクゾクした。
表情の作り方、目線、姿勢、話し方、色々工夫したんだろうな、撮影大変だっただろうな…と謎目線だけど変に感心してしまった。
累が演劇と丹沢ニナに没頭していく過程が好き。
初めて人と目を合わせて笑えたことへの感動や「他の人間」になる欲望を叶えられる悦びを一つ一つ重ねて、どんどん目に光が宿って変わっていく姿がとても美しかった。
最初は操る側に立っていると思っていたニナの焦燥と恐怖も強く伝わってきて、この二人が一つの空間に揃うだけで緊張感が走る。
終盤のゴリゴリのバトルには少し萎えたけど。
劇中劇が非常に魅力的だった。
土屋太鳳も芳根京子も今どきのキラキラした青春作品でフワフワしているイメージだったけど、迫力ある舞台演技が相当上手くて鳥肌が立った。普通に劇中劇を国立劇場で観劇したい。
累に火を付ける切欠の役割を持つ男達、烏合と羽生田に魅力が感じられなかったのが残念。
「〜だわ」「〜のよ」という、全くリアルじゃない女言葉がすごく浮いていたのも残念。
本筋が面白いし色々楽しめた作品だけに、粗の目立ち方が痛い印象も。
観たあとの余韻で背筋をこれでもかとピンと伸ばしてカツカツ大股で歩きたくなる映画だった。
二人の演技力と舞台設定にゾクゾク
芳根さんが好きで見に行きましたが、「良い子」イメージが多い太鳳ちゃんにはダンスしか期待していませんでした。
元々「顔の美醜」「演技力の優劣」が原作で描かれてましたし、芳根さんが喰うのかなと。
だけど太鳳ちゃん、凄い!魅入りました!
ダンスが上手い!ゾクゾクしました!
そして二人の女同士のぶつかり合い、駆け引き。
太鳳ちゃんの新境地かも。
見せ場が必然と太鳳ちゃんの方が多いので、活躍が目立つのは致し方有りませんが、芳根さんの演技の明暗も良かった。
そして、舞台演出が良かった~!バックヤード感も。
これは映画館で観るべき!!
オススメです!
まるで一つの舞台を観たかのような。
原作のファンで観るのを楽しみにしておりました。
結果は期待を大きく上回りました。
特に、W主演の一人、土屋太鳳さんに対する今までのイメージは、正直あまり演技の上手い女優さんだとは思っておりませんでした。
清純派の役どころが多くあまり面白い女優さんではないと思っておりました。
しかし、この映画ではそれがいい意味で一転!!
息を飲む演技でした。
素晴らしすぎて見入ってしまい、気がつくとここは、映画館ではなく、まるで舞台を観にきたのかという感覚になっておりました。
これは、土屋太鳳さんの代表作になるのではないでしょうか。
観終わった後も、心に残る、いい意味で精神的にヤラレました。
また、累に関しては、原作では傷だけではなく、とても外見の醜い女性として、描かれていたので
もう一人の主演の芳根京子さんですと、美人すぎるので、原作とはかなりイメージが変わりましたが
そこを全く違和感を感じさせなかったのは、芳根京子さんの演技の素晴らしさがあったからだと思います。
これは、正直DVDでもいいかな〜くらいの考えでしたが、とんでもない!!まさに、映画館で観る映画でした!
むしろ、ひとつの舞台を1800円で観られたので、とてもお得な気分でした。
素晴らしき日本の役者たちに感謝です。
主演女優2人が最高!30代女優でも観てみたい!
主演女優2人が演技上手!それだけで魅了させられるが、舞台「サロメ」と掛けた演出はかっこよかった!
ニナと累の人物像がよく活かされてて、見事に2人が入れ代わってる。骨の髄までニナと累の人物を感じて演じてるのが伝わってきた。
浅野忠信も相変わらず良かった。
原作ファンも多い作品で実写化?このキャスティング?という感じではあったが、今は土屋太鳳しかできないかもしれないと思えたし、その隣で上手く演じきれる芳根京子がいて、良かったと思う。
宣伝でキスしまくりとかやってたけど、いい意味でいやらしさもなく、映画のネガキャンなのでは?
後半の舞台「サロメ」上演しながらの演出はすごくカッコよかった。東宝でなくインディーズ系の制作や配給で、30歳女優とかでもやっても別の不気味さがでて面白くなるのではないかと思った。
ニナは考えちゃうけど、累は池脇千鶴。
凄まじい演技力。
主人公2人の演技力が凄まじくてずっと観ていられます。
芳根京子ちゃんも、もちろん良かったのですが、特に土屋太鳳ちゃんの踊りは圧巻でした。映画ごしではなくて本当に舞台を観てるかのようでした。
見た目の美醜について悲しいくらい描かれていました。
やはりほとんどの人が外見に目がいきがちな中で、中身を見てくれる存在として関ジャニの横山くん演じる若手演出家が登場していましたが、登場シーンが少ないにも関わらず終わった後印象に残ってました。実際外見を一切気にしないない人なんてまれなんでしょうけど。
Aimerさんの主題歌も作品に合っててとても良かったです。
とにかく!陰と陽と言いますか、全く対照的な2人を1人2役ずつ(いや、2人1役という方が正しいのか??)見事に演じきってました。
とりあえず観てほしい!!!(笑)
ゾクッとした
顔にコンプレックスがある累と美しい顔を持つ舞台女優のニナ。不思議な口紅によって累とニナの顔が入れ替わる。二人の間に渦巻く欲望と嫉妬は終盤に向かって加速する。
土屋さんと芳根さんの圧倒的な演技力によって物語に引き込まれてしまう。舞台『サロメ』のシーンでは累の力強いダンスと演技力に思わず魅入ってしまいゾクッとした。人間の欲望が怖いと感じてしまう作品。
人間が持つ底無しの欲望。「偽物が本物を越える瞬間」とは。
【賛否両論チェック】
賛:次第に露になっていく人間の欲望や愛憎を、演者さん達が見事な怪演で体現している。劇中劇や主題歌とのマッチも見事。
否:設定や展開は結構強引で、かなり無理もある。
お互いの目的のために、顔を入れ替え始めたニナと累。しかし累の才能がニナとして開花し始めた時、次第に2人が持つ愛憎と欲望が露になってくる様に、人間が持つ本性の浅ましさが如実に表れていくようです。
そしてやはり何といっても、土屋太鳳さんと芳根京子さんの怪演が見事です。顔が入れ替わった後の仕草や言葉使い、ふとした表情に至るまで、何も説明されなくても、観ていて
「あ、今は入れ替わってるんだな。」
と、すぐに感じ取ることが出来ます。
ラストは劇中で演じられる「サロメ」と面影が巧みに重なる部分があり、その辺にも演出の妙が感じられます。また、Aimerさんの主題歌「Brack Bird」も、作品の世界観に見事にマッチしていて、思わず聴き入ってしまいます。
よくよく考えるとツッコみどころも多そうですが、2人のヒロインが織り成す妖しげなミステリーを、是非ご覧になってみて下さい。
「人は見た目より中身」とは本当か
これは面白かった〜
最後の方は、どうなるのかと、ドキドキしながら観てた
顔は美しくても大根女優のニナ(土屋太鳳)と、顔に大きな傷があるけど演技の天才の累(かさね)(芳根京子)
累は「キスをすると顔が入れ替わる」という、不思議な口紅を持っていて…
人の劣等感や嫉妬は、醜い感情だとよく言われるけれど、本当にそうだろうか
もしも、自分よりも優れていて、なんでも持っている人が目の前にいたら、誰もが劣等感を持ち、嫉妬するのではないだろうか
そして「人間は見た目よりも中身だ」とよく言うけれど、それは本当だろうか
そんなものは、みんな気休めのためのキレイゴトなんじゃないのか
という、これは、人間の感情の最もドロドロしたところにスポットライトを当てて描いた作品だった
ニナは、顔が美しいけれど演技ができず、それでもチヤホヤされて生きてきたせいか、優越感の塊で、人を見下して生きている
一方、顔に大きな傷がある累は、その見た目のせいで、劣等感がひどく、下を向いて生きてきた
しかし、演技をさせると、たちまち天才的な能力を発揮する
そんな二人を見ていて思ったのは、
生きていく上で、自信を持つことは大切だけど、持ち過ぎると、それは優越感となって、人格を破壊してしまう
また、劣等感というのは、共感力を強くし、心を豊かにする一面があるけれど、自分を卑下しすぎると、劣等感となって、これまた人格を破壊してしまう
その中で恐ろしいのは、人の優越感というものは天井知らずで、
一度、その「旨み」を知ってしまうと、二度とそこから離れたくなくなり
その位置をキープするために、どんなことでもしてしまうのだ
一度大きな権力を握った人間は、その位置にしがみつくために、どんなことでもしてしまうという、浅ましい姿を見たことはないだろうか
それが、とても分かりやすい「天井知らずの優越感」の一例である
そんな優越感を持った人の心の移り変わりを、この映画ではチェーホフの「カモメ」と、オスカー・ワイルドの「サロメ」をモチーフに描いていて(劇中に説明があるので、予備知識は不要)、そこがまたお見事だった
ということは、優越感も、劣等感も、嫉妬も、自信も、何事も適度なのが良いのだろう
しかし、適度っていうのがどの程度なのか、自分では分からないから、この映画を恐ろしく感じるのだ
もしも、自分が劣等感の塊だと思う人がいたら、この映画を観ると良いと思う
きっと、累の気持ちがわかるはずだ
女優二人の演技を堪能
キスで顔が入れ替わるという荒唐無稽な下手をすれば、SFX頼みの陳腐な作品に陥りかねない背景設定にも関わらず、ストーリーにも頼らずにどんどん惹き込まれていく二人の演技力には、脱帽です。
正直、土屋太鳳、芳根京子をなめてました。
ここまで見事に演じきれるとは。
こういった設定は、少し油断するとわざとらしさが際立ってしまい勝ちなのですが、全くそんなことなく、見事に入れ替わりも自然に演じきっていました。
少し力が入りすぎていたところが見られた浅野忠信の演技が大根に見えるほど!
他の皆さんの批判を厭わずに敢えて注文をつけるとすれば、最後のクライマックスのところの土屋太鳳のセリフがもうほんの僅かにゆっくり目であれば、更に完璧だったように は思いましたが、ここは、あの演技を見せられると、監督さんも判断難しいところだったんじゃないかと思います。妥協して欲しくはなかったけど。。。
素人が勝手なこと言いましたが、演技派女優好きの私が好きな女優として二人とも刻み込まれました。
期待してなかったけど、充分に楽しめた。
Aimerの主題歌を聴きたくて観たんだけど、意外にも集中して観れました。主役二人の女優は良かったと思います。原作は読んでいませんが、累の醜さを表現するための傷だったのか、もっと心の闇の部分を演出してもよかったような気もします。あと、関ジャニ∞の丸山君はあきらかにミスキャストでしょう。
Aimerの歌をエンドロールで聴けて、更にこの曲が好きになりました♪
好演
土屋太鳳って学生役に飽きられがちですがそれ以外の演技中々好きなんだよね
それに対して芳根京子の役も冒頭と後半のキャラがまるで別人の役柄も素晴らしく今回は浅野さんがかえって対したことないかのように思える出来だったと思います
予告で見て気になったので鑑賞
原作未読。何か、ドロドロした少女マンガか、はたまた楳図かずお作品の雰囲気する作品と思ったが、原作は男性マンガ誌と?不思議な気分だったが、最後まで男性誌ぽい感じがせず??原作通りなのかも判らないし...
それはさておき、それなりに楽しめた。展開はそれなりに予想出来たが、ラストが予想出来ず物語へ引き込まれていった。累の母親や浅野忠信演じたマネージャーの過去詳細があまり見えず、そこはもっと欲しかったかな。
ヒロインを演じた2人の演技力に脱帽。特に、土屋太鳳の切り替え演技は圧巻。
ラストで、もう少し大きな衝撃が欲しかったかな。
全202件中、121~140件目を表示