「【常に弱者、労働者階級の視点で映画を作り続けるケン・ローチの映画人生を追ったドキュメンタリー。是枝裕和監督が信奉するのも良く分かる。】」ヴァーサス ケン・ローチ映画と人生 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【常に弱者、労働者階級の視点で映画を作り続けるケン・ローチの映画人生を追ったドキュメンタリー。是枝裕和監督が信奉するのも良く分かる。】
■作品を発表するたび物議を醸す英国を代表する映画監督、ケン・ローチ。
信念を持って映画を作り続ける監督自身はもちろん、友人や対立関係にある人々、俳優たちなどにインタビューを行い、代表作を振り返りながら、50年にわたる類まれなキャリアと人生に迫る。
◆感想
・私事で恐縮であるが、ケン・ローチ監督作を劇場で観たのは「私は、ダニエル・ブレイク」である。
社会的弱者に対する英国の行政のマニュアルに則った対応に憤ったモノである。
・更にその後観た「家族を想うとき」には、切なき想いを感じたモノである。
・その後、配信で観た今作でも触れられている「ケス」を見た時の感想。
<このドキュメンタリー映画を観ると、ケン・ローチ監督のブレない弱者に寄り添った映画作りが良く分かる
そして、彼の姿勢は日本が誇る是枝裕和監督に引き継がれているのである。>
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