「「英国階級社会」と闘い続けた ローチ監督 (と やっぱり卑怯だった BBC)」ヴァーサス ケン・ローチ映画と人生 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
「英国階級社会」と闘い続けた ローチ監督 (と やっぱり卑怯だった BBC)
労働者階級出身の監督の 英国における階級社会への疑問
それを解き明かす作品が、支配階層の心をかき乱す…
「労働党の役割」が 労働者階級を罠に嵌めることであり、「労働組合幹部」の労働者への裏切りが 明白になる
(サッチャー政策や BBCの背信)
支配層とその追従者を敵にまわし
「プロパガンダ映画を作った」とか「歴史の改竄者」とか言われてしまう
資金が集まらず、製作出来ない日々
ネスレや マクドナルドのCM撮影まで してたなんて!
そして「コーラスライン(舞台)」!!!
(作風が… )
労働者の目線からの 「不条理のような政治や現実」は英国の問題だけでなく、
世界で評価
その受賞歴の多さにも、驚き
ついに 平伏するBBC
(海外での監督の評価 という、外圧に屈服したんですかね)
細身の体で 静かな炎を燃やしながら、問題を提起し続けた監督に、感服
(急所を探し、仕留めるような洞察力も凄い)
(BBCに対する怒りが 結構大きい)
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