栞のレビュー・感想・評価
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私も理学療法士です
私も理学療法士として病院で働いております。監督の方も元理学療法士ということで、実際の臨床現場を再現しており違和感なくみれました。
患者様の中にはリハビリで元の身体機能に回復する方もいらっしゃいますが、そうでない方もたくさんいらっしゃいます。その中で患者様に自分はいったい何ができるのだろうか?もっと良くできるそとはないかと日々悩むことが多くあります。この映画ではそれがしっかりと表現されており凄く嬉しく感じました。
内容としては終始重め印象だったので、もう少し明るい内容も入れて頂けたら、もっとこの仕事の魅力が伝わるのかなーと思いました!
DVDが発売されたら、家族にみせたいと思います!PTの映画を作ってくれてありがとうございました!
咀嚼するのに時間がかかる
・・・・。
上映後、なかなか言葉が出てこなかった。
多くのお客さんが、言葉を発していなかったところを見ると、似たような感覚だったに違いない。
映画はよく見るが、このような感覚は初めてで、多くの方にも見て欲しいと思い、初めてレビューしている。
まず、阿部さんの演技力の高さには驚かされた。
ワンカットが長いのが榊原監督の特徴なのだろうか?
この映画にはそれがマッチしていた。
登場人物の誰の立場で観るかによって捉え方も変わってくる。
今後は、父親の立場でもう一回見てみようと思う。
この映画に関わった方達に言いたい。
本当にありがとう。
阿部進之介がすごい!!
今までに映画を観て、これほどまでに心を揺さぶられた事があるだろうか⁈ 見終わった今も、何かが私の心に語り続けている。少々重い映画だが、しかし目を背けることのできない現実だ!!それを監督と素晴らしい俳優陣で見事に淡々と描ききった!!三浦貴大と阿部進之介の演技がバチバチ来る!!心にドーンとくる映画だ。
思っていた展開とは違うが・・・
なんの予備知識もなしに見ました。
映画が始まり少し経過した時点で
理学療法士役の三浦貴大が阿部進之介演じる藤村と
リハビリを通して心を通じ合わせていきリハビリが成功するみたいな
単純な話になっていくのかなと思いましたが良い意味で裏切られました。三浦貴大、阿部進之介という2人の役者さんの演技に感動です。
細かい部分はネタバレになってしまいますのあまり情報を入れず映画館で観ることをお勧めします。
心に響く作品
滅多にレビューを書きませんが、この作品は広く知れ渡ってほしいという願いをこめて感想を述べます。
別の作品で三浦貴大さんのファンになり軽い気持ちで本作を観賞しましたが、ガツンとやられて心を持ってかれました。
すごく重いテーマでショックを受ける場面も多かったです。でもこの作品自体や俳優陣の演技がすべてを受け止めてくれた気がします。
それだけ心に響いたし、ラストシーンの安堵感が忘れられません。
願わくば上映館が増えて、一部の人達だけではなくいろいろな方達と感想を共有したいと思いました。
心に重くのしかかる映画
見始めたばかりはなんかドキュメンタリーを見ているようでしたがだんだんと引き込まれて行き2時間という時間があっという間でした。笑いの場面はほとんどというか全くなく館内も静粛があふれていました。途中からだんだん心に突き刺さるような場面があり涙がにじんできました。どうしようもない悲しみがあふれてしまいましたが、最後は晴れやかな気分になりました。あれから何日も経ちますが(先行上映で観たので。)いまだに心に残ってます。もう一度観たい良い映画でした!
俳優陣の芝居が良い。一見の価値あり。
俳優陣の芝居が素晴らしい。
元理学療法士の監督が数年温めてきたという想いを俳優達が体現していた。
淡々と理学療法士の現実を表現する中で、確かな強いメッセージがある。
現役の理学療法士は何を思うだろう、、。
主演の三浦貴大の様な理学療法士がいて欲しいものだ。
三浦貴大と阿部進之介が素晴らしい!
三浦貴大、相当凄い俳優なんだと気がついた!
阿部進之介さんも本当に表現が大胆で細かい!
久しぶりにスタンダートサイズの邦画を観たけど、バッチリハマってた。
抑えた芝居だけど、何気ないセリフが深かったり見応えある。
切なく、悲しく、現実的な希望を見せてくれる良作。
自分のふがいなさ、無力感に共感
続けざまに色々な辛いできごとにさいなまれ、燃え尽きそうになるけれど、最後には強く自分と向き合える主人公の姿に熱くなりました。医療に関わっていると、それはちょっと…ということも出てきましたが、見て良かったなーとすっきりしました。家族、同僚、仕事で関わった人達みんなとのつながりに感謝したくなりました。
立派になった
末期の腫瘍で入院する父親を持つ理学療法士の話。
患者と向き合い過ぎという程に向き合い抱え込み自分に出来ることを行う主人公。
その性格のせいで同僚とぶつかることもあるけれど、同僚の言うことも頭では理解出来るしという中で苦悩し成長していくストーリー。
淡々としてみえるけれど想いと現実のズレがある中でもがき、悩む様子が非常に重く沁みた。
初日舞台挨拶で見ました
監督は理学療法士で、
この仕事をみんなに知ってもらうためにはどうしたらいいか
いろいろ試し、考えた末に映画にたどり着いたそうです。
だから、映画的な盛り上がりとかは考えず、
自身の経験したことを淡々と映像にしたそうです。
でも、しっかりと感動作になってます。素晴らしいです。
みんなに見てほしいです。
理学療法士という仕事を知ってもらうためにも。
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