「低評価をつけている者はこういった映画の観方を知らない無粋者」RE:BORN リボーン 一二三四五さんの映画レビュー(感想・評価)
低評価をつけている者はこういった映画の観方を知らない無粋者
坂口拓はVERSUSの頃から観ているが、その周辺のスタッフが日本でこういったコンテンツを作ってくれていることの価値を理解できない視聴者には心がない。
こういった映画は子役の演技がどうのとか、脚本がどうのとか、そういった事を批評するものではなく、荒削りに見える箇所もそういうものだと愉しむもの。
アクションを追求し、そこに少しの哲学があるエンタメなのだ。
癖のない無難な演技や演出をいくら見せられても、坂口らの作るコンテンツと同じ愉しみを得ることはできない。
こういったコンテンツを作る人材がまだいてくれるからこそ、育成の場にもなり、様々なところにその価値が伝播していく。
もう少しその価値に対する想像力を働かせてから評価をするべき。
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