デッド・ウェディング 鮮血の花嫁のレビュー・感想・評価
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蚊と防虫剤
何日か経つとすぐに忘れてしまいそうなゾンビ映画。グロテスクな映像とゾンビ化する恐怖、そしてそれぞれの愛。そしてアーカンソー州知事の命令によって、西ナイル熱をもたらす蚊を駆除する防虫剤が空中散布されたことと、飛行場でのロックダウンなどの社会派面も描きながら、何か物足りない・・・。
名前や台詞のある登場人物が多すぎるため、頭に相関図も描きながらの鑑賞となるのが原因か?メインは新郎新婦のグラントとベッキーと家族たちなんだから、その他脇役はどうでもいいのに、なぜか注意を引かれてしまう。面倒くさ。ただ、ベッキーの母親パティがビッチと陰で叩かれていたのに、彼女を愛する男がいたのが良かったかなぁ。
結局、防虫剤を浴びた上に蚊に刺されるとゾンビ化するらしいのですが、その他に印象に残るところはなかった。音楽だけは独特で、ストレイキャッツっぽい音が南部風の乾いた雰囲気になっていた。バンド名はよく分からないけど、心地よいサウンドでした。
もう一つ付け加えるなら、ゾンビたちをそのまま「ゾンビ」と呼んでいたことから、ゾンビが存在する世界観だったことが特徴かな?
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