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映画「LOCO DD 日本全国どこでもアイドル」 LOCO DD 日本全国どこでもアイドル 劇場公開日:2017年9月30日
解説 3組の地方アイドルを主演に描いたオムニバス映画。数々の映画やドラマでバイプレイヤーとして存在感を発揮する俳優の田中要次、1980年代の自主映画界で名を馳せた島田元、「姉ちゃん、ホトホトさまの蠱(こ)を使う」「坂本君は見た目だけが真面目」といった個性的な作品を手がける大工原正樹の3人が監督を務め、それぞれが自ら撮りたい地方アイドルを主演に選び、各々の作品を撮り上げた。田中監督が、出身地の長野ゆかりのアイドルで作品完成前に解散してしまった「オトメ☆コーポレーション」のラストライブの模様も収めて描いた「Last DAYS 君といた場所」、富士山ご当地アイドルで撮影当時は中学生の井手ちよのがソロとして活動していた「3776(みななろ)」を主演に島田監督が手がけた「富士消失」、福岡の2人組アイドル「FantaRhyme(ファンタライム)」の現在を大工原監督が切り取った「ファンタスティック ライムズ!」の3作品で構成される。
2017年製作/113分/日本
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2017年10月11日
iPhoneアプリから投稿
なんとなく、最初はいわゆるアイドル映画なのかと思っていた。観ているうちに、不思議な違和感。(良い意味の) フィクションとドキュメンタリーが混在しているオムニバスという構成もそうなのだけれど 売れているとは言い難いアイドル達が、それでもアイドルであろうとするし、アイドルでいられなかったりもする。 だからこれはアイドルを崇めるための映画ではなく、アイドルという構造を見つめるための映画である。 それぞれの魅力をどう切り取ろうかと企む3人の監督と、色んなことをさせられながらも自分の魅力はこれですとばかりに応えるアイドル達。 そしてたまに出てくる黒幕プロデューサーも、興味深い。 2つめのファンタライムはドラマ部分でも彼女達そのままなフレッシュさであったし、3つめの3776はドキュメンタリーなのに既に何かを演じている。 観終わったころには彼女達の魅力に憑りつかれてしまった。 地方アイドルはおろかアイドル自体に興味がないという人にもお薦めです。
2017年10月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ドキュメンタリーとフィクションが融合した不思議な感覚のオムニバス映画で、とても面白かったです。 出演している3組のアイドルたちのカラーはまるで違うのですが、作品はそれぞれの魅力を存分に引き出していて、かなり濃厚な3本立てだと思いました。 何より、アイドルとして生きていこうと決意し、夢や理想に向かって頑張る健気な姿は、同姓から見ても魅力的でした。 アイドルにはまったく興味はなかったけれど、見終わった頃には彼女たちをすごく応援したくなりました。
2017年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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三組の地元アイドルを主演にした三作のオムニバスなのね。 一作目は長野県の「オトメ☆コーポレーション」。これだけ綺麗な人を輩出する長野県は文化レベル高いなと思った。 「全国ツアーで1,000人集まらなかったら解散します!」ってやって、706人だったから解散するの。 でも、これ、しょうがない。歌とダンスはうまくない。楽屋のシーンが流れるけど、そこでキャラ立ちする行動はない。 いまアイドルは可愛い+サムシングで、むしろサムシングの方が比重が大きいから。 ドキュメンタリーパートに寄った作りだった。田中要次監督が当初考えてたタイムスリップ物の方が面白かったんじゃないかな。 二作目は福岡の「FantaRhyme」。この二人組はラップとダンスで頑張ってる。そこそこ売れそう。でも、ラップもダンスもそこまでうまくないから、なんか考えないと。ドラマも面白くて、男優二人がうまかった。 三作目は静岡の「3776」。この人が一番売れそうだったな。キャラ起ってる。可愛い感じなんだけど、よく見ると、そこまで可愛くない感じの微妙さもいい。プロデューサーもしっかりしてるのかな。ドラマも「なるほど」と面白かった。 どのアイドルも普通に可愛いし、売れるか売れないかはサムシングの部分の差なのかな。その差をつけるために、プロデューサーが頑張ってるだろうから、次は地元アイドルのプロデューサーに着目した映画作って欲しい。