「カリスマ性は皆無」オール・アイズ・オン・ミー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
カリスマ性は皆無
面白かった。
面白かったけど、2pacってこんな周りに流されて縛られた小物だったんだ…と言う印象を持ってしまうのが残念。
映画が終わったあとの2pacのたった数秒のインタビューが一番インパクトがあってカリスマ性があった。
映画とのあまりのギャップに見終わってからウィキペディアで調べたが、音楽で世界を変えようとした人がだったのだと思う。
だけど、映画史からの印象は演劇を志した心優しき詩が好きな少年が、
ひょんなことからヒップホップの道を歩み始め、攻撃的なラップで敵を作り、
調子に乗った彼はデカいボディーガードを連れて喧嘩をし、警官を打ち、
本物の悪に翻弄され嵌められて刑務所に行き、
デスロウと契約してもシュグと言う悪に支配され、
殺されたと言う印象を受けた。
監督の意図が2pacは小物だったんだよ。
と言うのなら正解だけど、
2pacの事を知りたい僕としては、
これじゃない感がハンパなかった。
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