「シュグ」オール・アイズ・オン・ミー ssspkkさんの映画レビュー(感想・評価)
シュグ
2PACの物語が非常にワイドショー的なものというか格好のネタの宝庫だったというか。お母さんが黒豹の闘士で、息子が過激なライムが売りのラッパーで、女性への暴行疑惑ではめられて刑務所入って、出てきてデスロウと契約して、マキャヴェリとか名乗って、25歳で凶弾に倒れるって、話が安い。2PACが高校で演劇部入るような子でリアルなギャングスタじゃなかったってことと、入りはデジタルアンダーグラウンドのサポートだったってことと、どうやらシュグはガチだったってことと、スヌープはなかなか偉大だったってことは分かった。2PAC、あるいはEASY Eに対するDreの圧倒的な賢さ。ラッパーに対するビートメーカーの優位は、賢さの問題。Cubeのスター性よりも、Dreのカリスマ性。
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