「トラップ大佐は相変わらずかっこいい」偽りの忠誠 ナチスが愛した女 UNEmiさんの映画レビュー(感想・評価)
トラップ大佐は相変わらずかっこいい
原題の『The Exception』のほうがフィットする感じ。
邦題はちょっと説明しすぎの印象。
ヒムラーを登場させたのも、ナチスの両極端を見せたかったのかな。
みんながみんな、ヒトラーを妄信していたわけじゃない。
ミーケがブラントに皇帝からの招待を伝えに行くシーンは、ちょっと無理がある感じもしたけど、相手が軍人(しかもSS)であればああするしかなかったという解釈なのだろうか。
ヘルミーネがなんとか皇帝を復権させようと支える姿も結構好きだし、ジーグルト(大佐)は軍人というより執事の佇まいで、それがまたよい。
ベン・ダニエルズもはまってる。
脇がしっかり固められてたイメージ。
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