ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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シーン先行映画
物語の序盤は、カーチェイスに始まり、スタイリッシュな長回しと、いい感じでかっこいいと思った。ただ、洋楽知識が少ないので、音楽の訳詞を画面隅に出して欲しかった。
中盤も、音楽と緊張シーンが融合して惹きつけられた。
しかし、終盤がひどかった。画面が暗いシーンが連続し、画面が見づらく、何をしているのかがわかりにくく序盤にあった緊張感が終盤になって伝わってこないのが残念だった。魅せたい戦闘シーン、やりたい演出を欲張ったからか、ラスボスは不死身キャラになり、物語のジャンルが変わってしまったのも酷いと感じた。ボスの気持ちが変わった理由もよくわからなかった。
あと、最近クイーンの音楽が映画によく使われているけど(予告でもキラークイーン流れてた)、何でだろう?
本がイマイチ
オープニングのカーチェスがMAXなのがどうなの?
後半になればなるほどカーチェスじゃなくなる。
話自体はベタな感じで、主人公の能力をうまくいかせてないような?彼女が最後まで逃避行でついてくるのも、どれだけ素直やねんってツッコミたくなる。彼女が惚れる展開も盲目のじいさんの存在も御都合主義にしか見えない。強盗して悪人とはいえ人殺して、でもいいやつなんて説得力ないな。もっとダークなキャラクターでも良かったんじゃないか?
音楽とアクションをうまく癒合したセンスは良かった。それだけに脚本の弱さがおしい作品。
面白かったです。
音楽とカーアクションの融合。今までありそうでなかったのが意外な感じです。良かったです。面白かった。ただ、カーアクションのやりすぎは「え~、有り得ない!」ってレベルでも全然OKなのだが後半に差し掛かるにつれ細かい矛盾点が出てきたり内輪揉めみたいになってしまったのがなんとなくちょっと想像していた感じと違いました。ケビンスペイシーはやっぱり存在感あるなと思いましたが以外とあっけなかったりしたのも残念。がしかし全体としては十分に楽しめた作品でした。サントラが欲しくなりました。
期待しすぎた………??
ネット上での評判が軒並み良く、久々に期待しての鑑賞。
冒頭の掴みはバッチリ。この映画の方向性を存分に見せたところから物語は始まる。
中盤にかけて少しダレるが、音楽との融合が面白く、銃撃音や爆発のタイミングが音にマッチして気持ちいい。
後半、ヒロインのデボラを迎えに行くところから少々不快。二人の仲睦まじい姿をあまり描いていないのに、あの状況で主人公についていけるか??後半全くドライビングを堪能できるシーンが無く、ただの銃撃戦で退屈。極めつけは裁判のシーンでの証言。主人公を善人とするならば、パイプで刺し殺したり銃を撃ったりせず、最後まで善人に徹して欲しかった。
トランスポーター的要素も含みつつ、爽快な映画を期待していたので少し残念。
カーアクションミュージカルエンターテイメント映画としては最高。
映画館出てサントラは即ポチりました。
カーチェイス、だけじゃない。
久しぶりに予告を見て
絶対観に行こう!と思えた作品。
冒頭のカーチェイスは圧巻。
音楽・リズムにリンクする映像も圧巻。
今まで観てきた中で過去最高の
「リズミカルな銃撃戦」は、なんかもう
狙いすぎてて、圧巻半分・苦笑い半分(^^;;
これ、作中の楽曲を知ってる人は
相当楽しかったんじゃないだろうか?
ほとんど知らなかった自分でも
結構楽しめたのだから。
「カーチェイス版ララ・ランド」
という言葉が一人歩きしているが
実際見終わってみると
どちらかというと「カーチェイス」に
重きを置いてないんじゃないかと思えてしまう。
カーチェイスに引っ張っていってもらうのは
前半だけで後半は違う展開になっていく。
なので最初から最後までの
怒涛のカーチェイスを期待して見にいくと
後半残念な思いをするかも。
個人的にはその後半への流れは
良かったと思う。
テンポのいいカット割りに
相変わらず見事にシンクロする音楽。
久しぶりに見たケビンスペイシーも
ぽっちゃり具合も相まって
インテリ系悪役がはまっていた。
マイナスポイントとしては
・後半、怒涛の勢いで人が死んでいく
・なんで最後、ケビンはあんな「いい人」に?
・無理に持っていったようなハッピーエンド?
個人的には、
実は一番のサイコパスは
ベイビーでした!ってくらいの
エンディングが欲しかった(^^;;
でもここ最近の映画の中では
群を抜いて面白かったし
新しかった。
久しぶりに
「誰かに教えたくなる」
そんな映画だった
蛇足。
同じコンセプトで
邦画作って欲しいなぁ。
でも邦楽では無理か?
昭和歌謡と映像がキレッキレにシンクロする。
個人的にはすごく観て見たい!
引き込まれた
何と言っても音楽 コーヒーを机に置く音から銃撃戦の音まで音楽とうまくマッチしててまるでミュージカルを観てるようだった。ただ、ベイビーに殺人は犯して欲しくなかったなぁ。
発想だけは褒めませう。
筋書きはアメコミ以下。
音楽と強盗集団を絡めるといふ発想だけは評価に値する。
が、それだけだ。
互いがシナジー効果をもたらすこともない。
簡単にいうと、「1+1=2」だった。
エドガア・ライト氏の発想には毎回驚かされるのであるが、作品を見て凡庸に終わっていくことが多い。
この殻を破ったとき、彼は名監督となるであらう。
次回作に期待したい。
タイトルなし(ネタバレ)
観てる間は最高! そして、泣かされる だが、レビューを書いてる今 何も残っていない。 何故だろう。 もう一度観てみるか…
ジェイミー フォックスはどうしても悪役に見えない
少し太ったケビン スペーシーはギり悪ボスか… でも 最後がいい人って何!?
沢山突っ込みどころがありすぎるんだけど とりあえず 音楽でノリで過ぎてゆく …
そして、今 書きながら 思った事は ノリだけで 進むには 人が死にすぎているということかも だから 娯楽ムービー?には なれない 何かひっかかってしまう。
でも 観てる間は最高でした
シビレたなぁ~
「ベイビー・ドライバー」字幕版で鑑賞。
*概要*
犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」をしている天才的ドライバー・ベイビーは、子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽によって外界から遮断さえることで耳鳴りが消え、驚くべき運転能力を発揮することができる。そのため、こだわりのプレイリストが揃ったiPodが仕事の必需品だった。ある日、運命の女性デボラと出会ったベイビーは、逃がし屋から足を洗うことを決めるが、犯罪組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すことになる。
*主演*
アンセル・エルゴート
*感想*
ネット上で話題になってて、ずっと気になってたこの作品。斎藤工がTVで「カーアクション版のラ・ラランド」と仰ってました。(^^)
レビューが高評価だったので、一番後ろの席に座って鑑賞。(ちなみにほぼ満席状態でした。)
僕は、あまり洋楽とかは詳しくないですけど、(←クイーンは知ってます。)とにかくシビレた!映像と音楽がシンクロされてて、最初から最後まで興奮したなぁ~
事故で耳鳴りの後遺症をかき消すために、常にイヤホンを耳に入れ、音楽を聴き、驚異的なドライビングテクニックをする主人公ベイビー。冒頭からまずスゴい。かかってた曲は分かりませんが、興奮した。犯罪者らが銀行強盗する中、ベイビーは音楽を聴いてノリノリ!車のアクセル音、トランクの開閉音、左右に動くワイパー音、様々な効果音と音楽に合わせ、ワンカットで物語が進行するところが最高だ!\(^^)/
犯罪者のメンバーからバカにされるけど、ベイビーの運転能力は絶賛。特にジェイミー・フォックスはイカれてて、怖かったな~(^^;
良かった所は、話のテンポが早くて、映像と音楽とのシンクロされてる所やベイビーのカーアクションだけじゃなく、ガンアクションも音楽とシンクロされてて、鳥肌がたったな~
あと、ボスの甥っ子の発言が地味に面白かったw
物語中盤から後半にかけてからまるでジェットコースターのようなストーリー展開。洋楽とダンス、様々な生活音との融合、華麗なドライビングテクニック、ガンアクションシーンは圧巻!
最後はどんなエンディングを迎えるんだろう?っと思ってたですが、観て納得しました!
いやぁ~期待以上でした!とてもとても面白かったです!!
あ~~観て良かった!\(^^)/
引き込まれた‼️
なるほど‼️の出来。大物無しでも実力派が揃えば、このレベルになるのが流石。それにしても犯罪者の話をこれ以上美しくは出来ないよな。主演は期待の若手とのこと。片鱗は感じた。でも、一番の悪役ジェイミーフォックスは凄い。とても50歳には見えない。監督、脚本、演出、撮影、皆頑張った。制作サイドにも👏。
で、なんで上映館がたった40なの⁉︎❓?。
日本のバイヤー殿には反省を促す。
リズムネタ
そんな題名だと誤解される付け方になってしまうか・・・ 別にディスってはいない。寧ろ新鮮に興味深く鑑賞した程だ。昔からこういう演出手法は(多分カテゴリ名というか、名称はあるのだろうが、未調査)、CMとかの短時間で、単純なテーマに用いられたように記憶している。具体的には、車メーカーのレクサスのCMなのだが、クラシックの有名な曲に合せて、物事が動いていくという感じだ。その曲の有名なフレーズのリズムや印象深いスケールにピッタリとシンクロしていくのは確かに観ていて心地よいし、小気味よい。何となくノリでどんどん観やすく進んでゆく。勿論デメリットも多いのだが、やはり人間は、川は下に流れるように楽な方楽な方に流れて行ってしまう(泣
そして往年のハリウッドを思わせる、今流行りの『白人至上主義』的、肌の白い金髪の登場人物が出てくるところも又分かり易い。
ラストのオチも又、途中まで『ボニー&クライド』オマージュなんだが、結局はハッピーエンド。じっくり腰をすえて観ると言うより、まるでロックコンサートを観る感覚で相対するのがこの作品の接し方なのだろう。そんなスタイルを確立するヒントにもなりえるような作品だと感じる。テーマそのものは青春映画そのもの。これもまたジャンル映画として一つの決まりに沿った展開になっているから観やすい。
たまにはこんな映画も良いかもしれない。複雑にこねくり回している映画が続くと疲労感半端ないしね。
青春だ!
音楽×車×青春をエドガー・ライトに作らせたら、めちゃくちゃカッコいい映画になりました!
一緒に観た車バカ一代は「スタントだとあからさまに分かる。誰がスタントをやったんだろう」とか「(後部座席に人がいるシーンなのに)いないのが分かる」など言ってましたが、そういった知識の乏しい私には気になりません。
オープニングで、ベイビーが赤いスバルに乗って仲間を待つ~ドリフト祭りのシークエンスで心を鷲掴みにされます。
ストーリー展開が想像できても、演出がカッコよければそれでいいのです。
音楽で踊り出す主人公
冒頭の銀行強盗で、仲間が車から降りて1人になった途端に歌って踊り出す主人公が可愛いし親近感。逃亡中もドリフトに車でのジャンプと、楽しさがぎゅうぎゅうに詰まってる。殺しが嫌いなこと、強盗から足を洗いたいこと、里親と彼女を愛しているから巻き込みたくないこと、セリフは無いけど全部伝わってくる。最後の強盗で自分に従ったのが良い。マフィアのボスが、怒りながらも協力してくれるのが人間味があった。見終わった後、爽快感と幸福な気持ちが残る。
音楽とサングラス
ドライバーテクに震え、テキーラで笑って、
俺のことじゃないよ、と繰り返すジョーに泣き、世界と相対する境界線を奪われたベイビーに泣き、彼が大切にしていた人たちに泣いた。
まさかエドガーライトに泣かされるとは!
まさに『快』作!
まさにスタイリッシュと言える良作でした。
役の設定がしっかりしていつつ面白く、出ている出演者もアカデミーの常連ばかり。
素晴らしい演技のぶつかり合いでしたが特に自分の中ではジョン・ハムが秀逸でした。『ザ・タウン』でも良かったんですが今回はサイコーでした。
とりあえず上映館を増やした方がいいと思う…
「映画」と「音楽」のMASH UP
映画と音楽は密接な関係にあって、音楽があって映画は成り立つものだけれど、ここまで映画と音楽が完全に結合するのを感じたのは初めてじゃないかと思う。それほど、この映画は音楽とがっちり手を組んで作られているし、それこそ「映画」と「音楽」をまるでマッシュ・アップしたかのようなクールな作品に仕上がっていた。近年は映像技術の著しい進化と、シリーズ化による収益が見込めることからアクション大作映画が枚挙に遑がないが、その中でオリジナリティを打ち出すのは容易いことではない。その点でこの映画は、ミュージカル以上に音楽的な映画作品としてその独自性を感じ、なんかもう、作品自体が妙な中毒性を以って迫ってきて、気持ち良くて半ばトリップ状態になってしまった。
主人公のベイビーは、耳鳴りを抑えるために常に音楽を聴いているという設定。それに伴って映画自体も常に音楽が鳴り続け、音楽のリズムと歩調を合わせてストーリーが進み、カット割りやセリフのテンポなどもすべて音楽主導になっている。その音の慣らし方も、シーンによって音の響かせ方やら音圧やらまで緻密に計算されて工夫されていて、映画なのに綿密なマスタリングを施した名盤アルバムのように耳に豊か。そしてその音楽がふと途切れ、耳鳴りの音だけになった瞬間の緊張感に至るまで、作品全体が音楽になっていて、これって即ち「音楽を愛する者のための映画」なのではないか?と思うほど。
映画は音楽との共存だけでなくて、現代的でありながらもどこか70年代あたりの犯罪映画のような風情も漂っていて、全体的に見てもなかなか粋で洒落た感じがある。現代のハードボイルドと呼んではちょっと大げさだし、アンセル・エルゴートはほっぺが柔らかそうでまだちょっと風格に幼さがあるけれども、映画全体の色合いとしては70年代のハードボイルドを現代に換骨奪胎したようにスタイリッシュで、とてもカッコよかった。
終盤で、さすがに出てきたものをとにかく銃で撃ち殺して解決させようとしてしまう大雑把さは、良くも悪くもハリウッドだなぁと思ってしまったけれど、アメコミ映画全盛の現代において、思いっきり小気味良いクールなアクション映画でもって真っ向から直接対決を挑み、それが全く伊達じゃないあたり、なかなか格好いいことするなぁと思った。
素晴らしかった
音楽と車という大好物の映画でお話もとても面白かった。ちょいちょい人柄の良さを感じさせる主人公も魅力的だった。何よりアクションがスリリングでよかった。日本車が活躍するところもよかった。
音楽のセンスが40代で、監督の趣味なのだろうけど、主人公の年齢との歪みがある。主人公の年齢なりの音楽も聴いてみたかった。ただ、好きな音楽を全編に渡ってべっとり貼り付けているのに、嫌味がなく、魅力になっているところもすごいセンスだと思う。
ヒロインは負の側面が全くない絵空事の存在とも言えるけど、夢のように美しくて、いいと思った。不幸や死をもたらすレベルの美女。
欲を言えばクライマックスで、冒頭を越えるすごいカーアクションを見せて締めて欲しかったかな。
音楽はBGMにすぎず
「ベイビードライバー」見て参りました。公開初日の影響か、夜中の回はほぼ満席!そんなに宣伝してないようなので、非常に驚きました。
個人的には、駄作寄りの普通と言ったところ。音楽とカーアクションの融合を目指しているようだが、作中でこの2つ融合することはなかったように思う。主人公の心情とリンクするような曲使いも特にないので、ただのBGMでした。
設定とかアクションも特に目新しさはないですよね。こちらが驚く展開さえない。劇中で鳴る”音”が曲に乗る(パンパンという銃声が曲に乗ったり)ような演出も、インパクトに欠けます。
個人的には、役者は良かった。ケビンスペイシーは「ラスベガスをぶっつぶせ」でもこんな役やってましたよね。お家芸ですね。
あと、この人知らなかったのですが、ジョン・ハムさん!ファスベンダー兄貴と元サッカーイタリア代表のルカ・トニを混ぜたようなイケっ面。セクシーでしたね。
ジェイミーフォックスは死に方が男でしたね!ファイナルデスティネーションのオマージュですかね?フロントガラスもろとも木が貫く!この映画のハイライトでしたが、頭がぺしゃんこになっていれば星5でした…惜しい。
総じて、個人的には駄作寄りです…
音楽好きで詳しい人は楽しめると思います。僕は洋楽に興味がないので、一曲も曲を知らなかったのが悪かったですかね?
ベイビーから大人への成長
アクションと音楽の一致が爽快感を生み、ストーリーは真面目で重厚感を生み、キャラクターは立っており映画を華やかにしている。
主人公のベイビーはサングラスをかけiPodを流しながら周りをシャットアウトしている。
ベイビーは事故のトラウマから過去に取り残されている気がした。
ベイビーの周りを取り巻くモノはiPodや古いテレビやカセットテープなどいずれも過去のものである。
ラストシーンではベイビーの視点で見る景色が色付いたところで過去から解き放たれたように思えた。
もうサングラスもiPodも必要ない、マイルズの物語がこれから始まるのだ。
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