ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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惜しい...
すごい好きな感じなんだけど、なんか残念...
カーアクションはカッコいい!『レッド2』のアクションもカッコよかったけど、こっちのカーアクションの方が人間業っぽくてテンション上がる。
音楽もいい~。シーンに合った音楽がアクションと合ってて。ストーリーもだけどテンポよし。
でも主人公、いい子なのはわかるんだけど、もうこんだけ人が殺されちゃったら...こんだけ悪事に加担しちゃったら...弱みを握られて無理やり、とかって次元じゃないでしょ。
ホント、ベイビーっていうか。。10年前に観てたら、もっと単純に楽しめてたかもな。今はちょっと、リアルでいろんな事件もあるんでかんがえちゃうかな。地上波でやるなら是非また観たい映画ではある。
悪魔の呪文
あそこでFocus Pocus来るとは思いませんでした。彼ら欧州勢だしね。7月6日の豪雨の中、爆音!期間に2度目の観賞。
やっぱりオープニングのWRXとRUNシーンのFocus Pocusが一番しびれる。特にガンショットのタイミングさえテンポに乗ってるとことかイカシてます。
本編Storyは、少し込み入った勧善懲悪もどきの安普請なれど、ベイビーの共感獲得能力のぱなさで、グイグイと引き込まれてしまいます、強盗業に!
無事に務め上げて足抜けた!と思いきや、そーは問屋がおろさないっと。登場人物の数だけの利害と思いがベイビーの上でガッチンコ!で、最終章突入。
あれだけベイビーに目を掛けてたドクは真人間に戻って2分で昇天。考えてみれば、ベイビーはギャング団に取って見れば、最初守り神、最後は悪魔、なんですね。
郵便局からの逃走シーンのFocus Pocusには、それなりの意味はあるようで。
リリージェームス、とてもきれいでした。
音楽と映像を楽しむ映画です
カッコいいんだか悪いんだかよく分からない感じもしますが
うっかり強盗の指揮者?の車を盗んでしまい、でも高い運転技術をかわれ、借金返済として銀行強盗の運転手になる主人公、ダイナーの可愛い女の子といい感じになって、借金返済もあと1回で完了
完了、やめようと思ったけどやめさせてもらえませんでした…
からの展開が予想と違っていて
ここからの展開は好き嫌いが分かれるかもしれません
私は微妙についていけてない感じでしたが無いとも思わなかったです
趣味が合わないとガッカリしますが、合えば楽しめます
レンタルなら安いので気楽に観てみましょう
小気味よい音楽とほろ苦さと
面白い映画だった
オープニングからベイビーのドライビングテクニックと音楽のリズムを合わせて、彼の魅力をまずまじまじと見せつけ、そこから登場人物を一気に紹介し、彼のラブストーリーと犯罪への逃避行を描いていく
リズミカルな音楽と古き良き名作映画へのオマージュや愛を感じさせるような演出が見受けられる。
音楽もシチュエーションに合わせた選曲と共に現実の音(特に銃声か)がリンク集したりするなど音楽と共に楽しむ映画かなと
ジェイミー・フォックスのサイコな悪役やケビンスペイシーの無表情な敵のボスと脇も豪華
主演の彼もなかなかクールな感じだし、ベイビーのもろい部分も魅力的に魅せていたと思う。
クライムムービーゆえに結末はハッピーエンドとはいかずどこかほろ苦さはあるか(まあこんな状況でハッピーエンドもへったくれもないだろう)
とか、色々書いてみたが正直感想が難しい
決して面白くなかったわけではないのだが、どこか物足りなさを感じる
音楽のノリは好きだし、オープニングのドライビングテクニックもテンションが上がる。パルクールも良かったし
スペイシーが味方になるとは思わなかったなぁ
スペイシーはなぜサイコな野郎を使い続けたのか…(絶対面倒になるだけなのに)
絶賛は出来ないがとても良い映画だったとは思う。
ベイビーが救い救われるのがほぼ女性と言うのは母親への想いとか暗喩なのかな?
音楽には詳しくないが楽しめた
本作で使用される音楽には1つとして全く詳しくない。
音楽が大きな位置を占める映画は、感心しながら、時には学びながら観ている。
本作の監督であるエドガー・ライトの過去の作品も『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』ぐらいしか観たことがないし、監督として正直あまり印象にない。
主演のベイビー役であるアンセル・エルゴートは『ダイバージェント』シリーズの主役の兄役で観知っているが、本作では全く違う役柄なので新たな魅力を見出せるかもしれない。
ヒロインのデボラ役のリリー・ジェームズははじめイモージェン・プーツと勘違いしてしまっていた。『高慢と偏見とゾンビ』や『二ツ星の料理人』などの彼女の出演作品を観ているが、そこまで印象に残っていなかったが本作を観たことで、これからは忘れないだろう。
ケヴィン・スペイシーやジェイミー・フォックスなどの錚々たる顔ぶれが犯罪者を演じているのも興味深い。
ただいずれにしろ本作は単純に音楽とそれに合わせたアクションやカー・チェイスを楽しむ映画だろう。
監督のライトはエルゴートと音楽好きで意気投合したことがきっかけで彼を主演に起用したのだという。
冒頭の音楽に合わせて街を歩くシーンなどエルゴートのノリノリの演技に違和感がないのも9歳からバレエを学んでいる経歴も役立っているように思える。
なお筆者は120GBのiPodクラシックをいまだに愛用しているので、本作で重要なアイテムの1つになっているのは少し嬉しい。
ただ生産されなくなって大分経過しているので、YouTubeのKidsReactなどを観ていると最近の子ども達はその存在すら知らないらしい。
10年近く使用しているので、いつバッテリの寿命が来てもおかしくない。交換や修理が気になるところである。
本作ではスバルWRXや三菱ギャランといった日本車が使用され、全体では150台以上の車が使用されているらしい。
監督のライト自身は車マニアではないらしいが、事前調査として元逃走車ドライバーにも話を聞いている。
また運転席に可能なかぎり役者を座らせるために、エルゴートや物語の終盤で彼と壮絶なカー・アクションを展開するジョン・ハムに準備をさせたようだ。
特に運転シーンの多いエルゴートは1ヶ月にわたって練習しているというから、やはりこういう細部をハリウッドは絶対に疎かにしないと感心する。
ジェミー・フォックスの衝撃の死亡シーンやエルゴートがバディ役のハムを逆転して倒すシーンなどご都合主義的な展開がないわけでもないが、全体的には楽しめる作品に仕上がっていると思う。
さらにハリウッド映画で気になるのは犯罪者がなんとなくそのまま市民生活に戻っていく作品が多いことであるが、本作はベイビーも犯罪者であることをしっかりと明示している。
罪を犯しても本意ではなく不可抗力であれば許そうみたいな寛大さを出さなかったのには何か理由があるのだろうか?
裁判の際の情状酌量の証言などがあり、減刑されているだろうが、ベイビーはきっちり刑務所に入っている。
その後刑期を務め上げて出所してデボラとともに第2の人生へと旅立っていくわけだが、個人的に有耶無耶に逃避するよりもすっきりとした終わり方にしていると思う。
本作で流れる音楽に詳しければさらに面白く観られる作品なのかもしれない。
しかし筆者のように全く不案内でもそれなりに楽しむことは可能である。
2017年度ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨(追記)
アクションも良いけれど、二人の恋の行方にドキドキが止まらない!胸キュン度高し!
2020年8月1日追記
梅田ブルク7ドルビーシネマにて鑑賞。3年前に観た作品…予告編を観ていたら、どうしようも堪らなくなって、また観たくなった笑…「ファースト・デイやし、まっ、ええか!」笑
いやぁ!どの場面も名場面過ぎる!…続けて10回観ても、多分飽きないと思う(笑)
そして、ラストのキスシーンは泣いた!3年前は泣かなかったのに(笑)
*好きなシーンが一杯あるけど、ベイビーとデボラの出会いから、カーラ・トーマスの"B-A-B-Y"の曲が掛かるシーンが最高に好き!いつ観ても(聞いても)鳥肌!笑
ベイビー!!!
ただただかっこいい作品。
デボラと出会って犯罪から手を洗い、可愛らしい音楽に満ちた2人の恋愛模様を描く『シングストリート』のようだと思っていたけど全然違っていて、またそこにを良さがあって素晴らしかった。
カーアクションものでもあり、青春ものでもあり、サントラ重視の音楽映画でも、ビジュアル重視のおしゃれ映画でもあり、どこに分類しても通用するようなレベルの高さが素晴らしかった。
テンションが上がる音楽ばかりがかかっていて早速レコードプレイヤーを購入しました笑。
音楽・車に詳しくなくても、、、
前半からとにかくおしゃれ!
ついつい体が動いちゃうような音楽とそれにマッチした映像が、見ていてとても楽しくなる。
音楽にもっと詳しければもっと楽しめたんだろうけど、知らなくても◎
後半になってくると、崩壊してきて、ハラハラして、切ないけれど、そこがきっといいんでしょうね。
デボラめちゃくちゃかわいいなと思ってたらシンデレラの彼女だったんですね!ウエイトレスの衣装が似合ってたなあ、、😂💓
音楽(洋楽)が分かるともうサイコーかと。
この映画、ララランドと比べられるだけあって音楽が命。洋楽好きで劇中に流れてる歌の歌詞までわかるとサイコーかと思う。
英語圏の人(特に米国人)にはたまらん映画だったろうなぁと思う。
シンゴジラがたぶん海外での評価が難しい(日本マニアじゃないと無理な)ように、洋楽をあまり知らない人は面白さが半減すると思う。
が、それでもカーアクションは最高だし、ぶっ飛んでるキャラ達もイイし、歌知らなくても歌詞わからなくても音楽のノリは良いのは伝わる!
レイトショーで観客も少なかったので、足でリズムとっても、ちょっと横揺れしても迷惑かけなかったからよかったが、自然と体が動いてしまいました。主人公への感情移入度は半端ないです。
感想としては、超良くできたMAD作品を見てる感じ。歌に合わせてシーンを切り貼りして音楽と映像の一体感を楽しむ作品ですね。MADでは無い例でいうと、、、TV版エヴァンゲリオン「残酷な天使のテーゼ」のあのOPの気持ちよさを彷彿とさせてくれました。
減点場所は中盤からラスト付近かなぁ。オチの付け方はアレでいいと思いますが、もっとうまい方法で敵やボスをやり込めてほしかった。
そしてボスが変節するところは納得がいかない!ケビンスペイシーの冷酷なボスはそんなんじゃない!ってもう一人の自分が叫んでいました。ボスは変節せずに、冷酷非道で金の為なら他人を不幸にすることを厭わないキャラのままでいてほしかった。そしてそのボスを銃や人殺しをせず、車と音楽だけで上手くやり込める主人公の画がほしかった。。。
That's my baby! どストレートなエドガー・ライト監督作品。
あれ?イギリス人のエドガー・ライト監督作品なのに舞台がアメリカ?っと思って検察してみたらイギリスだと渋滞やら撮影許可が下りないやらでアメリカで撮った模様。納得です。
やっぱエドガー・ライト監督といえば「ショーン・オブ・ザ・デッド」のイメージですが、最近は「アントマン」の監督降板したりと残念な感じでした。そこで一念発起したのか今作「ベイビー・ドライバー」はとても気合いが入ってます。何というか、超どストレート!
主人公のキャラクターからして音楽を聴き続けるちょっと社交性の低い若者凄腕ドライバーって所が作り込んでる感じしますね。iPodいっぱい持ってるとか、常にサングラスしているとか色々作り込んでます。これまでのエドガー作品では主役はダメな中年が多かったのですが、今回は珍しくできる子でした。何といっても音楽に合わせて踊ってる姿が微笑ましい(^^)
カー・クライム・アクション映画かと思うと意外にドライビング・テクニック披露してる場面が少ないように感じました。冒頭でインプレッサを飛ばしまくってるシーンが一番でしたね。でも「ワイルド・スピード」がスゴい所へ飛んでいってしまってるので、これぐらいの犯罪規模はちょうど良いように思えます。
最後は捕まって刑務所に入る所は、色々やらかしても何となく逃げてハッピーエンドになるアメリカ映画へのアンチテーゼみたいなもんですね。そこはイギリス人監督ひと味違って良かったです。映画界の監督の世代交代が進む中、エドガー・ライト監督には若手の旗手の1人として頑張ってほしい物です。
冒頭でガッチリと掴まれ、後は各種アイデアと多くの引用にニヤニヤする。あえての抑制にも。
今作はエドガー・ライトの気合というか気迫を感じさせる出来になっていると思う。おそろしく作り込まれた映像と楽曲の融合はただの思いつきではないレベルに昇華されているので十分な娯楽性をもたらしている。冒頭のカーチェイスもアトランタの一画を見事に使い切っていて、ジェレミー・フライのスーパーなテクニックは言うまでもなく、警察車両の使われ方も逃走経路を考えるとそれなりにリアルで無理がない。このシークエンスでスバルWRXが使われていることがまず素晴らしいが、これは元ネタとも言われている『ライディングビーン』のことを考えると日本のメーカーの車両が使われているのは意図されたものと思われる。わざわざ後輪駆動に改造してまで繰り広げられたカーアクション(とサウンド)はアツい。
そのあとの現金輸送車を襲った後のカーアクションと銃撃戦も楽しかったが、たまたまそこにMP5Kを持った“海兵隊”くんがいるというわけのわからなさも笑える。そういえばマックィーンも海兵隊上がりだった。
ちなみに今作は『ゲッタウェイ』との相似が多くあり、ドクという名前やコインランドリー、聖書の引用、男女の逃亡、刑務所、ヘッドホンとイヤマフなどが挙げられる。
ドラマの部分で言及するならアンセル・エルゴートくんは愛嬌があっていいがこの“ベイビー”をこの作品の中で上手く演じていたかというとかなり微妙だ。それはエドガーの書いた本自体に由来される向きもあるだろうが、この主人公が抱える暗い部分を表現できていなかったように思えて仕方ない。ただしその部分をあえて抑制して仕上げたという見方もできそうなので“ベイビー”という言葉はなかなか有用ではある。すべてに拙いのは当然なのだ。
ちなみに自分の言葉を持っていなかったベイビーがあの高級レストランで見事に振舞っていたのはやはり入念なリサーチがあったからだろう。それはデボラにしても同様だったかとも思える(お互い時間が必要だった)。
ベイビーの人となりは単純に言えば幼少期のトラウマによって殻に閉じこもったまま成人してしまっている、ということになる。トラウマがあろうとなかろうとそういうヤツはいるものだが、寡黙であることはあの成り行きでは仕方ない。
つまるところベイビーは何をやっても中途半端である。しかしドライビングについてはその限りでない。面白いと思う。そしてそういう設定だったり造形を物語に落とし込んでいるかというとそうでもないとも思える。しかしこの作品世界は極めてユニークで興味深いのも事実。ついでに言えばリリー・ジェームズのデボラは美しいが魅力的かというとこれも微妙。だからまあお似合いなのだ。
個人的にはバディよりもドクのストーリーを見てみたい。そしてジェイミー・フォックスは主人公を埋没させかける出来だった。
サントラを買わずにはいられない
冒頭6分に惹かれ、立川の爆音上映で。
爆音と通常上映で少し評価が分かれそうな気がした。
例のシーン、リアルタイムで「そこで味方に?なぜ?!」と戸惑いましたが
彼女の登場と、『おい!なんてことだ!(うろ覚え)』という台詞に
あぁ"ベイビー"が女を連れて、助けてくれと頼ってきて、銃を手にこのまま彼女を守りながら逃避行しようとしている、
と自分の中の親心が勝ってしまったのかと思うと気持ち良いくらいの寝返りディフェンス(?)にも納得&展開に涙でした。
実際、彼女と心を通わせてからの表情がベイビーから男(特にチップのシーン)に変わっていて、美男美女だとか出会いだとかは置いておいてもそりゃ惚れるよなっていう感じでした。かっこいい。
ワイルドスピードよりメガワイルドや!
ワイルドスピードよりメガワイルドやった。
ベイビーという名前や顔からして、幼稚な雰囲気の青年が、愛に目覚め、殺意剥き出しで大人と戦い、とにかく逃げまくるって最高!
個人的に大好きな「ファイトクラブ」のブラッド・ピット登場シーンも使われていて、ナイス!
音楽や、テンポの良さも、原色系の照明の使い方など、流石のエドガーライト。
映画館で見ることをオススメします!
ベイビーフェイスのベイビードライバー
アンセルエルゴートかわいい。タレ目でベイビーフェイス。「きっと、星のせいじゃない。」のガスですねー。懐かしい、あの映画ももっかいみたい。
クルマ×クライムアクション(でいいの?)×ラブストーリーとくれば、バッチリ守備範囲外だけど、アンセルエルゴートかー、爆音が楽しいらしいやん、ケビンスペイシー久しぶりやなー、軽いのみたいなーって事で見てきました。
まあ、話の筋は、控え目に言ってクソなのですが、里親のジョーと手話で会話とか、音楽に合わせて進むシーンとか、ベイビーのおうちダンスとか、予定調和の極みの美男美女の恋愛とかをぼーっと楽しみました。イケイケのドライバーぶりも楽しめましたしね。
ベイビーの音楽の趣味はさー、いいけど古いね。今時カセットテープとか、紙に磁気テープのついたカードとか(懐かしい、ああゆうのの英語教材を赤ん坊の時与えられてた!)ハードも古い。両親の事故の時に使ってたiPodもふっるいやつやんねー。
ラスボス感醸しときながらジェイミーフォックスあっさり死ぬし、ケビンスペイシーよくわからんけど助けてくれるし、刑軽いし、ほんま控え目に言って話の筋はクソ。でも楽しかったです。
追記
株屋ってゆわれてた人、実はラスボスだったジョンハムさんさあ!!
知らん人だけど、プロフィールにアリーマイラブで俳優デビューって書いてある!!!
どこ!どのシーズンのエピソードにでてたん?わからーん。悔しい!アリーオタの名が廃るよーー!
アクション・音楽vs甘甘プロット
imdbでも8.1を獲得している本作。
数々の名曲にシンクロさせたのがいいのか、はたまたテスラが注目を浴びる時代に実写カーアクションをがっつり見せたのがいいのか?
主演の Ansel Elgort はじめて見る顔?そのとおり、キャリアも浅い23歳。親が芸能関係らしいが、191cmであれだけ動けるのはすごい!
ぽってりした地味顔も今風か。
その Elgort"BABY"が、いかにも黒幕風のケビン・スペイシーに使われてるドライバー。
運転手ってタダの運転手ではない、強盗のあと逃げ切るスゴ腕ドライバー
子供の頃、親をなくした交通事故の後遺症で耳鳴りが止まず、たえず音楽を聴いている、という設定なんだけど、名曲シンクロのための設定のようでいささかムリあり(笑)
育ててくれた里親は、今はすっかり年をとって足が悪く耳も聞こえないが、優しいおじいさん。
黒幕スペイシーは、案件ごとに "スタッフ"を集め、同じチームは2度と使わないーーーと言いつつ重複メンツだらけなのが、甘黒幕で苦笑。
妙にエロい、ジョン・ハムとゴンザレス女も初めて見る顔。
ジェイミー・フォックスは感じ悪いヤツが定番になりつつあるような。感じ悪いながらも、直感の鋭さを醸し出すあたりは感じ悪いヤツ大賞ですな。
ベイビーはデブラって恋人もできたし、黒幕スペイシーへの借金も返したし、そろそろ足を洗いたい。
のだけれど、ウデ利きなんでスペイシーは手放さない。
もう一件やろうって話になる。
ところが、ジェイミー・フォックスがばんばん関係ない人殺しちゃったりするんで、計画通りにコトが進まなくなって、なんかもうハラハラドキドキ。
最後はあっちもこっちも死体だらけ〜になっちゃって、ベイビーの大逃走劇になるんだが、デブラを守らなきゃ ...で、ボニー&クライドにはならず、おとなしくお縄になります。
んが、気の毒な生い立ちとおばさん受けする(?)キャラのおかげで、刑期短め、というお話。
フォックスが鬼畜キャラで踏ん張るあたりまではともかく、スペイシーは甘キャラすぎるし、なんかもう最後甘甘すぎて、こんなプロットありかよ...
カーアクション好きなら、おぉぉぉ!!となるんだろうが ...
超絶運転手キャラも、伊坂の書いた雪子の方がずっとユニークだと思う。
ってか、陽気なギャング、の方が断然プロットとしては面白いんだよなぁ ....
まぁ、ベイビーは確かに可愛いなw
ミュージカルの様な楽しみ方ができる!
この映画は音楽を聴いていないと耳鳴りがする天才ドライバー少年"Baby"が恋をきっかけに裏社会から足を洗って真っ当に生きようとする時間を描いた作品。
Babyのお金と恋の間で葛藤していて、展開が予測不能でハラハラして最後まで目が離せない。
でもアクションとBGMがマッチしていてミュージカルの様に楽しんで見れる映画になっている。
全84件中、41~60件目を表示