ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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BGMとカーチェイスの見事な融合
ほぼ前知識なく、久しぶりのケビンスペイシーってだけで、見に行きました(^^;
いやーこれ儲けもんだわ。音楽とカーチェイスが見事に融合して、最初から最後まで、一瞬たりとも息つく暇もない。キングスマンを見た時、スパイ界に新星現れた!!って、すごい衝撃だったけど、これはカーチェイス界の新星といったらいいんか?!その時の感じに似てる。主役の男の子、名前も知らないけど、無敵じゃない感じがいいんか?少なくとも、(眠たくなった)ジェイソンボーンよりははるかに面白い。
ケビンスペイシー以外誰も知らんと思ってたけど、ジェイミーフォックスがでてたのは儲けもの。ヒロインの女の子も初めて見る顔だと思ってたけど、シンデレラの子だったのね(⊙⊙)!!シンデレラでは、ケイトブランシェットに食われてたから、全く印象が残ってなかったな。
新しい可能性!
出始めは素晴らしく、主人公の過去も、優しさも、シンデレラも可愛いく、カーアクションもいい。
でも、、期待するだけに言いたいことも多いかな。
音楽の選曲はどうなのかな?も少しマニアックでなくても、、
曲者たちもやり過ぎ、ボスの立ち位置もよく分からないし、走っての逃走はどんなものか、、、
でもシンデレラの性格もいいし、物分かりも異常にいい?!
結末もあっと驚く意外性があったかも。
最後は爽やかな気持ちでバルト9をあとにできます。
欲を言うなら、続編でも、リスペクトでも、もっとピンクフロイドの『アランのサイケデリックブレックファースト』や『マネー』のような雑音、生活音と楽器を絡めたカーアクションが観たい・聴きたいですね〜
オープニング最高!!
いきなり4人の顔のアップ、アップ、アップ、アップで「誰?誰?」となっている間に颯爽と銀行へ向かう3人、ならず者感がビシビシ出てる!
からの、ジョンスペ!『ベルボトム』!ノリノリのベイビー!
からの、爽快カーアクション!カメラワーク&編集サイコー!!赤い車の必然性もちゃんと出す。
からの、80年代っぽいタイトルバック!
からの、コーヒー買って戻るまでの長回し!
ここまでのワクワク感ほんっとに最高です。
思わずニヤケてしまいました。
そのままかるーくラブロマンスを絡ませたジャンル映画の王道を突っ走るかと思いきや、主人公の過去話や共犯者たちとのエピソードをうまい具合に織り交ぜてヒューマンドラマチックなストーリーテリング。青春だなぁ。
主人公の功罪もしっかりと描き、どの役柄に対しても侵した罪の償いは劇中でしっかりと与える脚本にも好感がもてる。それがあるから後半までのベイビーなら他人を傷付けるなんて絶対にしない奴だったのに愛する人が出来、守る者が出来た事で背負わざるを得なくなった罪や葛藤が活きるしそれに対して決して逃げずに向き合う姿に胸が熱くなった。
けど、人は殺して欲しくなかったかな、、。
主人公が聴いている音をBGMとして共感させ、映像もそれにシンクロする作り込みは新しいし、イヤホンを外した時の耳鳴りまで鳴らせる事で観客が入り込みやすくしていて面白い。だが、もう少しストレートな選曲でも良かった気がしないでもない。
ところどころ意味不明な行動をとる登場人物が多いが「あー、こういう人なのね」と納得させてしまうスピード感があるのでそんなに気にならなかった。
欲を言えばカーアクションをもう少し見たかった。後半は銃撃戦(これもリズミカルで良かったが)が増えてカーアクションが激減。予算不足か?
ラストのバディとのくだりなんかはバリバリのカーチェイスを期待していただけに少し消化不良。橋の上でも「突破して逃げるのを観たい」と思う自分と「やめとけ」と思う自分がいた。
カーアクションものはあまり好きな方では無いけれど、こういうジャンル映画の枠から飛び出した意欲作は大好き。絶対に映画館で観た方が面白い作品。DVDで見るにしても音は良い出力で聴いてください。なかなかの良作でした。
あと、ベイビーの女性の口説き方が意外に上手くて草生えました。女性経験無さそうな設定なのに割とイケるクチじゃねえかと、、、。
こんな映画聴いたことない!
こんな映画観たことはあるけど聴いたことない!ほぼ全編に渡って音楽とアクションがシンクロしているなんて!まさにミュージカルアクション/カーチェイスという新機軸!このシリーズ作品全盛の時代に(それはそれでいい)風穴を開ける最高にユニークでゴキゲンな大傑作!
アンセル・エルゴートが輝いていた。運動神経もよければ音楽的才能もあるしで凄い!『きっと、星のせいじゃない。』でティーンからの人気は抜群だったようやけどこれで誰しもに愛されるスターになるはず!脇を固める豪華俳優陣も流石。全員が第一印象からは想像もつかない結末に向かう展開もグッド!
『ザ・ドライバー』を静的にエレクトロサウンドで解釈したのが『ドライヴ』だとするなら動的にポップサウンドで解釈したのが『ベイビー・ドライバー』。どちらも大傑作!ちなみにオリジナルはロマンスも音楽もほとんどなくてクライマックスはドリフト音だけが鳴り響くハードボイルドの傑作!
バニシング・ポイントに向かうんじゃなくて優しいエンディングを用意していた。その優しさにマジで泣いた
エドガー・ライトの最高傑作!全員観ろ!
限定公開で高評価→拡大のパターンを希望
ちょっと違う
マンボNo.5
OPのカーチェイスは素晴らしい
視覚と聴覚を刺激し続ける、うるさい映画。
センス
音楽に合わせて映像を作ったというだけあって、全編を通して小気味良い...
音楽に合わせて映像を作ったというだけあって、全編を通して小気味良い。
エドガー・ライトは今年のフジロックでコーネリアスのライブを観ていたけど、映像と音が完璧にシンクロする気持ち良さは通じるものがあると思った。
冒頭の銀行強盗シーンはジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの「ベルボトムズ」。ゾクゾクするギターのイントロから徐々にテンポが上がっていくロックンロールナンバー。同時にニューヨークが舞台だってことも伝わる完璧な選曲。
楽曲を知らなくても楽しめるけど、やはり好きな曲がかかった時の高揚感は格別だわ。ダムドの「ニート・ニート・ニート」なんて、全身でリズムをとってしまったぐらいだ。
あと、レッチリのフリーがちょい役で出ていた。
と、音楽と映像ばかり注目してしまうが、ベイビーとデボラの何気ない会話も印象的だった。
自分の名前が使われている曲の話とか、欧米の若者は普通にするものなのかな。日本人はまずしないよな。「聡美が使われてる曲は2曲ある」とか。絶対無いし。
一点、納得がいかなかったのは、ベイビーが女性の扱いに長けている点である。最初はこいつ絶対に童貞だよな、いい奴だなーと思っていたのに、可愛い子と軽い会話をして、すぐに恋仲になり、小洒落たレストランでデートする始末。童貞であってほしかった。
これはなかなか楽しめる作品でした
これはちょっと新しいタイプのカーアクション映画ですね。
常にiPodで音楽を聴いてる主人公に合わせて、アクションがBGMにシンクロして展開されるので、観客も同じようにノリノリで観れるという趣向です。
凄腕ドライバーの青年が、強盗の逃亡を手助けしてるが、徐々に犯罪に巻き込まれ、彼女や家族も巻き込まれていくというストーリーなんですが、青春期の恋愛みたいなベースがあるので、ブレずに展開されるのが好感持てます。
主演の少年は可愛さが残るイケメン。いつもサングラスかけてるんだけど、これがイマイチ似合わないのがまた可愛い。ヒロインの女の子も可愛いし、元締め役のケビンスペーシーやブチ切れ犯罪者役のジェイミーフォックスなど名優が脇を固めています。
個人的には銃が放たれる音がBGMのドラムとシンクロするあたりに痺れました。
難を言えば、もう少し名曲使っても良かったのにねぇ〜って感じかな。
監督は、ホットファズやワールズエンドなどを撮った人なんですね。どうりで足で走るシーンに独特の疾走感がよく出ています。
迫力あるし、ノリは良いし、新しさも感じるし、これは見る価値ある作品ですね。
すごい没入感!
エグゾーストノート、ブレーキング、タイヤの空転音、ワイパーの作動音・・・すべてが音楽とシンクロする。"運転=ダンス"のようだ
音楽とドライビングテクニックが完璧にシンクロする!スバルのWRCがカッコよく踊る。ミュージカルのダンスシーンのように華麗でクール。計算され尽くしたドライブパフォーマンスに興奮。
音楽のビートやコーラス、リズムに乗りながら驚異のドライビングテクニックを見せつける、若き天才ドライバー、"ベイビー"の活躍を描く作品。プロの彼の仕事は、強盗犯罪の逃走を手伝う"逃し屋"。しかも出逢った運命の女性デボラのために足を洗う覚悟をする。
まるでライアン・ゴズリング主演の「ドライヴ」(2012)のような設定だが、"ベイビー"が愛用する、iPodには仕事を完遂させるためのお気に入りのプレイリストが入っている。そのプレイリストの曲に合わせて信じられない運転テクニックが引き出されるのが、ステキだ。
そもそもクルマ好きは、何が好きなのか? もちろん運転そのものや、物体としてのフォームやたたずまいという人もいるだろう。しかしそのひとつに、"サウンド"もあることは確かだ。それは"内燃エンジン音"しかり、ドライブに寄り添う"オーディオ"しかり・・・。
エンジン音、エグゾーストノート、ブレーキングノイズ、急発進タイヤの空転音、ワイパーの作動音・・・本作はすべてが音楽とシンクロする。"運転=ダンス"のようだ。ただでさえ寡黙な"ベイビー"はイヤホンをつけながら行動をするので、セリフは少なく、部分的にはミュージックビデオのようでもある。
「ワイルド・スピード」シリーズ(The Fast and the Furious/2001~2017)を観ていると、"もうカーアクションには新しい局面はないのではないか"と思えるときもあるが、それを見事に裏切っている。これは制作・脚本も兼任するエドガー・ライト監督の為せる技である。ただ音楽と映像の素晴らしいシンクロを除くと、凡庸なプロットで、大絶賛されているような評価は大げさ。ストーリーではなくドライビングを全身で体感する音楽映画だ。
主役のベイビー役は、「きっと、星のせいじゃない」(2015)や「ダイバージェント」シリーズ(2014~2017)でシャイリーン・ウッドリーと共演している若手のアンセル・エルゴート。まだ23歳の、まさに童顔(ベイビーフェイス)のイケメンである。「ダイバージェント FINAL」はちょうど同日公開である。
ヒロインのデボラ役は、ディズニーの実写版「シンデレラ」(2015)を演じたリリー・ジェームズ。正真正銘の可愛さ。犯罪者仲間で、ケビン・スペイシーやジェイミー・フォックスといったベテランがしっかりと存在感を発揮している。
(2017/8/19 /新宿バルト9 /シネスコ/字幕:栗原とみ子)
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