ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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リズムネタ
そんな題名だと誤解される付け方になってしまうか・・・ 別にディスってはいない。寧ろ新鮮に興味深く鑑賞した程だ。昔からこういう演出手法は(多分カテゴリ名というか、名称はあるのだろうが、未調査)、CMとかの短時間で、単純なテーマに用いられたように記憶している。具体的には、車メーカーのレクサスのCMなのだが、クラシックの有名な曲に合せて、物事が動いていくという感じだ。その曲の有名なフレーズのリズムや印象深いスケールにピッタリとシンクロしていくのは確かに観ていて心地よいし、小気味よい。何となくノリでどんどん観やすく進んでゆく。勿論デメリットも多いのだが、やはり人間は、川は下に流れるように楽な方楽な方に流れて行ってしまう(泣
そして往年のハリウッドを思わせる、今流行りの『白人至上主義』的、肌の白い金髪の登場人物が出てくるところも又分かり易い。
ラストのオチも又、途中まで『ボニー&クライド』オマージュなんだが、結局はハッピーエンド。じっくり腰をすえて観ると言うより、まるでロックコンサートを観る感覚で相対するのがこの作品の接し方なのだろう。そんなスタイルを確立するヒントにもなりえるような作品だと感じる。テーマそのものは青春映画そのもの。これもまたジャンル映画として一つの決まりに沿った展開になっているから観やすい。
たまにはこんな映画も良いかもしれない。複雑にこねくり回している映画が続くと疲労感半端ないしね。
青春だ!
音楽×車×青春をエドガー・ライトに作らせたら、めちゃくちゃカッコいい映画になりました!
一緒に観た車バカ一代は「スタントだとあからさまに分かる。誰がスタントをやったんだろう」とか「(後部座席に人がいるシーンなのに)いないのが分かる」など言ってましたが、そういった知識の乏しい私には気になりません。
オープニングで、ベイビーが赤いスバルに乗って仲間を待つ~ドリフト祭りのシークエンスで心を鷲掴みにされます。
ストーリー展開が想像できても、演出がカッコよければそれでいいのです。
なんで車泥棒してたんだっけ?
ストーリーも楽しめたし、普段は車に縁がない私ですが、カーアクションと音楽を絡めて見れて、ずっとノリノリでした。 T.レックスの曲が流れてきた時は自分の青春時代と重なり、個人的にとても嬉しかったです。 主人公のベイビーと言う言葉の中には、ただの愛称だけじゃなくて、色んな意味合いが込められていたんだな、と最後に気付きました。 みんなに愛される存在に... そういう行いを見習いたいと思いました。 【2020年7月13日】 丸の内ピカデリードルビーシネマ たまたま見つけた再上映回 やっぱり私コレ好きだわー(*´╰╯`๓)♬ ★追加です! ベイビーとデボラの若さもちゃんと良いんですが ジェイソンとモニカの関係も素敵だな、と。 ベイビーの怒りはレオンが人を殺める度に上がっていって、サングラスの崩壊と共にベイビーの人格も崩壊してく。 ジェイソンは大好きなモニカに尽くすのね、 大好きなモニカの為にあそこまでの執念(>д<*)コワッ 音と映像が心地よくシンクロしてるせいか グロいシーンも多いけどあまり気にならないのは私だけ? なんなら最後の再会シーンが それはもう爽やか過ぎてぜんぶ飛びました(-•̀ᴗ•́)ƅ
2017年最も面白い映画!
BABY DRIVER 音楽を聴くことで驚異的なドライビングテクニックを発揮するゲッタウェイドライバーの青年が女の子に恋したことで裏社会から足を洗おうとする大傑作クライムアクション。アクション、ロマンス、サントラ、何もかもクールでエキサイティングな今年最も面白い映画!超オススメ! エドガーライトは独創性と抜群のセンスで選び抜かれたチューンに乗せたハイセンスな物語を形成しユーモアに溢れたポップムービーを完璧に描き新たなジャンルである「アクションミュージカル」を独自に作り出し全世界から更なる才能を評価されると思う。 IPodの音量を上げて大音量のミュージックと同時に始まる見たことも無いような爽快なカーチェイスがBABYの才能を見せつけスクリーンで見る価値を損なうことなく描いている。さらには大音量鳴り響くサントラが作品のカッコよさを最大限に引き立てている。 BABYを取り囲む豪華なキャストが演じるクレイジーなキャラが最高にクールで世界観にどっぷりハマっている。お馴染みのエドガーライトの遊び心溢れる演出やポップでカラフルに彩られたセットや小道具や何度も見返したくなる様なシーンの連続。観客が求めている要素を把握し彼はしっかり答えてくれている! BABYがリリージェームズに恋する理由も自分の死んだ母親を思い出させるような純粋で魅力的な女の子であり物語に最も重要なポジションで登場している。またBABYの過去を掘り下げるバックストーリーもしっかり描かれていて見応えのあるドラマになっているので是非自分の目で確かめてもらいたい。 カーチェイスで見られるのは、全てのスキッド、スワブ、ギアチェンジが完璧に音楽と連動している。ポップで折中的なサントラが今作の重要な役割を果たしている。銃撃戦や爆破がサントラのポップソングにリズムセクションしていて非常にクール。編集はタイトでタイムリーでアクターの演技も素晴らしい。 今作の抜群にイカしたサントラが今年の夏にヒットすることは間違いない。異常な執着心で決して外すことのないサングラスとイヤホンそして大音量の音楽がBABYの強さの秘密であり今年のポップアイコンになるであろう。今作のヒットによりエンセルエルゴートとエドガーライトの知名度も上がるはずだ。
もしかしたら今年一番かも🎵
こんなに、最初から最後まで楽しかった作品ほ久しぶりだった! Babyの聴いてる音楽を通して、映像以上の感情や感覚が伝わってくる。 音楽と映像のシンクロがこんなにも気持ちいいなんて🎵快感! だからといって、ストーリーが疎かになっていないのも素晴らしいです。 軽快な逃走ドライブから、だんだんときな臭くなってきいき、次第に追い込まれていくBabyに一秒たりとも目が離せません! そして、抜群のスタイルとしなやかに動き回るアンセル・エルゴートにすっかり夢中です💕
音楽で踊り出す主人公
冒頭の銀行強盗で、仲間が車から降りて1人になった途端に歌って踊り出す主人公が可愛いし親近感。逃亡中もドリフトに車でのジャンプと、楽しさがぎゅうぎゅうに詰まってる。殺しが嫌いなこと、強盗から足を洗いたいこと、里親と彼女を愛しているから巻き込みたくないこと、セリフは無いけど全部伝わってくる。最後の強盗で自分に従ったのが良い。マフィアのボスが、怒りながらも協力してくれるのが人間味があった。見終わった後、爽快感と幸福な気持ちが残る。
最高の一言
とにかく楽しみにしていたので初日初回で鑑賞。 とにかく、見終えて「最高!」と叫びたいような、そんな映画。ただひたすら楽しい映画なのだ。 本作は“音楽×カーアクション”というジャンル付けとなっているが、ミュージカル映画を超え、アクション映画を超えた全く新しい映画となっているのだ。この作品は映画界に新しい旋風を巻き起こした、革命といっても過言ではない。素晴らしい作品なのだ。 まず、常に音楽が流れ続ける。様々な映画で、BGMの重要性は感じるが、本作で流れる音楽はBGMを超えている。ドアを開ける音、銃声、目が開くのでさえ、音楽の一部にしてる。そして隙がない。完璧なのだ。 そこへ来て、かっこよすぎるアクションを最初っからずっと見せられたら興奮しないわけないではないか!アクションも、音楽も、そしてストーリーも完璧な映画だった。
心優しき犯罪者
全くノーマークだった今作。思わぬ大当りだった。昔から現在までの洋画の良いところがグッと詰まった感ある、どこか懐かしくもスカッと爽快感ある映画。本当に良い! 主人公のハンデが音楽というアイテムで、最強の武器となる。 プロ並みな悪事は働くが決して染まらない。そして何より優しき男。見た目はヤサ男だが、弱き者や愛する者を守ろうとする、ある意味ヒーロー。 そんな主人公ゆえに、納得ハッピーエンドはグッとくる。 悪党が本当にヤバそうな奴等なのも魅力。ケビンスペイシー出演による重厚感、そして結果カッコ良い役で満足だ。 ドライブテクニックも凄くて、再度見たくなる超良作のスタイリッシュアクション作品だ。
なんか、いいなつ映画でござった。
ベイビー!ベイビー!!ベイビー!!! (←久方ぶりに痛快な映画に出会えた喜びをあらわしました) 毎朝憂鬱な通勤時にヘッドフォンからお気にの曲でエネルギーを注入しながら歩いてるひとなら間違いなく共感モリモリになる冒頭6分を始め、特にアクションパートの見所は多々。現場でも可能な限り「そこで流すBGM」を流しながらの撮影と聞いて、これは編集地獄だったろうなぁと想像w 最後までこれで乗り切ったら前代未聞の「カーチェイスミュージカル映画」になっただろう本作。脚本が良く出来てるので、コンセプトが多少甘くなっても要所で締めてくれる。 あちこちで張られる伏線もきっちり回収するし、キャラクターの造形も濃い目うま目。キャスティングいいね。コレは日本じゃ撮れないなー。 監督もしかして、タランティーノ好きなんかな? と思ったらウォルター・ヒル御大リスペクトと聞いて色々ハラオチするなど。 佳作! 劇場で観てもらいたいやーつ。
スタントは何人いたー⁉️
楽しかった。音楽もキレてたし、ドラテクも最高だよー。ベイビーがやってた、ミキシングシーンも楽しかった。ケーブルテレビでプレビュー見て、直ぐに観に行くって決めた。最後のキャスティングを見て「さすがー」だね。もの凄い数のスタントの名前が並んでた。凄く良かったよ、ありがとうって思った。スバルの足まわり、イカしてた。
けじめをつけろベイビー!
ミュージカル映画だ。しかし踊るのは人ではなく車!冒頭の10分間だけですでに傑作なので、これ以上書き足す必要ないほどだ。 耳に障害があるためにベイビーはいつもイヤホンで音楽を聴いている設定だが、本質としては現状に不満をもっている若者だ。ふてくされているのだ。まさにBABY。 そのベイビーが今の現状を変えるために行動をおこす。まさに命がけでけじめをつける。 そのために彼はそれを失うが、ラストシーンがとても優しい。失うものもあったが、それで「新しい世界」を手にいれたのだから。ベイビーがBABYではなくなった瞬間だ。ふてくされていた彼はもういない。いい映画だ。 満点ではないのは映画のせいではなく自分のヒアリング能力の低さから。こうゆうときに英語能力が高ければ充分に楽しめたのに。
他のかたのレビューでストーリー自体に期待はそんなにしていませんでし...
他のかたのレビューでストーリー自体に期待はそんなにしていませんでした。 期待してた音楽と映像のシンクロ具合は最高でこんなにノリのいい映画は初めてな気がします。 また、車には全く興味ない自分ですが、カーアクションも素晴らしいと思いました。 また見たいです!
音楽と映像を融合させることに重きを置けば、もっとできたはず
耳鳴りを抑えるために常にiPodで音楽を聴きながら、天才的なドライビングテクニックで強盗を助ける、逃し屋の主人公を描いたクライムサスペンス。 常に音楽が鳴っている主人公の世界を疑似体験できる、リズム完全同期のカーアクションやガンファイトは爽快だが、倫理観を吹き飛ばせるほど振り切れてはいなかった。
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