女は冷たい嘘をつくのレビュー・感想・評価
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二つの母性
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ハンメ(コン・ヒョジン)の知り合いだと思われる男を追うと、風俗店に連れていかれた。ハンメはそこで働いていた過去があったのだ。帰り際、娘を誘拐したと電話があり、すぐさまATMで500万ウォンを振り込んだジソン(オム・ジウォン)。終わってから考えると、これは普通に振り込め詐欺だったのかもしれない。ハンメが誘拐した形だったが、他に男の影がないからだ。
ハンメには1歳くらいの娘がいたのだが、彼女は中国人なので金がない。肝臓移植をしなければならなかったのだ。自分の子を死なせてしまい、預かったダウンをそのまま娘として育てようとしていたハンメ。途中、ハンメの夫が殺されていたという事件も出てきたが、中国へ帰ろうとしていたハンメを見つけ、クライマックス。2人の母性がぶつかり合う瞬間だ。
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捜索
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娘の親権争いをしている最中、ベビーシッターに娘を誘拐されてしまった母親と誘拐したベビーシッターの話。
誘拐された母親の必死さはわかるし哀しく残酷なストーリーはとても良くて面白かったけれど、弁護士も警察もその他登場人物も、お国柄のせいか脚本のせいかリアクションがあまりにもチープだったり身勝手だったりで引っかかる。
終盤の取り調べも突然ペラペラでそんなアホなという感じだし。
フィクションだしリアリティに拘るつもりはないけれど、もう少し何とかならないものかね。
韓国映画らしいといってしまえばそれまでだけど。
内容が面白かっただけに勿体ない。
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