丸
劇場公開日 2017年7月8日
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この映画を観た人の前には、謎が放り出される。「丸」とはなんだったのか、鉄男のなかで何が起きたのか。しかし、この謎は問いかけではなく、圧倒的な答えであるように感じた。こんなことを言っていいのか分からないが、私のなかでは問題作である。それは悪い意味ではなく、この映画によって感情を強く揺さぶられたからだ。何か飲み込めないものが、それでも不快ではなく、体のなかに残る映画だった。脳内に異物を取り入れたいときに、おすすめの映画です。
と、舞台挨拶で監督が言っていた。ズレが生じるから、断層ができる。なるほど。家族が丸に巻き込まれたら…と想像するだけで疲れる。母ちゃんのおかげで、鈴木家の未来が明るく感じらて、救われた。丸は、鉄男なんじゃないかなと思った。
寝られる
丸をみて静止しているところまでは良いけれど、その後の展開はぐだぐだ、だらだら、ぶれぶれだし面白味がない。ドタバタでもシュールでもベタでも外しでも、ちゃんとやり切ってくれないと。アイデアは良かったけど、脚本も演出も演技も残念。テンポも悪いし89分は長過ぎて苦痛だった。
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予告編