ヒットマン:インポッシブルのレビュー・感想・評価
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”車椅子に乗った成功率100%の殺し屋”という宣伝文句で『ああ、い...
”車椅子に乗った成功率100%の殺し屋”という宣伝文句で『ああ、いつものリュック・ベッソンか』と思ったけど実はハンガリー映画。
車椅子の冴えないオッサンと同じく車椅子の漫画描きの少年による渋~い話はなかなか良い感じ。
そう、タイトルのセンス以外はね。
偏見無しにおもしろい
ハンガリーの映画と意識して観たのは初めてかも。
実際の障害者が主役の映画って初めてかも。
知らない国の、知らない俳優の、
障害という知らない生き方の、
殺し屋という知らない職業の…
どう頑張っても1枚フィルター(偏見ともいう)を通して
見てしまう。
「車いすの殺し屋」という発想がまず面白い。
それを手伝う仲間も車いすというのも面白い。
それぞれの生活や、殺し方、プライベートな話も
ちゃんと車いすありきのストーリーになっていて、
そこがよい。
劇中のコミックやそれを使ったグラフィティ、
BGMなんかも映画に合っていて、
なおかつシャレてる。
タイトルの「ヒットマン:インポッシブル」だけ、
どうしてもダサい。原題は知らないが。
このタイトルで、あのポスターでは見る気なくす。
あ、よく考えたら、
ハンガリー映画も実際の障害者が主役の映画も
見たことあったわ。
素晴らしかった
車椅子とビッコの青年に、肉食系のおじさんの車椅子という組み合わせが楽しい。おじさんのタフなキャラが魅力的で、厳しくも暖かく、熱い気持ちを持っている。もし自分が車椅子生活になることがあったらかくありたい。車椅子のまま懸垂していたのがかっこよかった。
主人公が描いていた漫画の劇中世界と、実世界にあまり隔たりを感じなくて、どっちが現実でもどうでもいいような気になる。ハンガリーに馴染みがないからこのように感じるのだろうか。
障がい者3人が主役のアクション
コミック(グラフィック)との食い合わせも音楽もいい感じ。
車椅子の暗殺者
セルビアマフィア
犬が1匹死ぬのはイヤだが、暗殺犬が車のウィンドウを割るギミックは良かった。
暗殺方法も洒落てる。
主演3人、少なくともコミック描く2人は本当に障がいを持ってる人でしょ?
格好いい。
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