「愛する女のためにとはいえ、切ない」散り椿 ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)
愛する女のためにとはいえ、切ない
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不正を訴えたが聞き入れられず、妻と藩を離れ京都で暮らしている新兵衛(岡田准一)
今でも彼を刺客が襲うシーンが最初の場面で描かれ
岡田の立ち回りは健在でかっこ良かった
采女(西島秀俊)を守って欲しいと新兵衛の妻・篠は息を引き取る
篠はかつて采女の許嫁であったが家の反対に会い
新兵衛と結婚したと言ういきさつがある
妻の願いを聞き入れるため 再び新兵衛は去った藩に
再び戻ることにことになる
これは純愛時代劇だと思った
今で言う元彼を守って欲しいなど 新兵衛の気持ちは
どんな思いであったろうか
新兵衛が戻ってくるとあって 藩内はざわめき始める
はたして不正は そして現在藩内をたてなおそうとしている
采女を新兵衛を守ることができるのか
美しい時代劇を作りたかったと木村監督は言っていた
全編絵がとても美しかった
雪のシーンもほんと綺麗だった
「彼を守ってほしい」妻・篠の台詞が
ラストシーンに思い出されて切ないかった
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