「タイトルオチだけでは済まさない異常アダルト映画の傑作」夫がツチノコに殺されました。 オサマテさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルオチだけでは済まさない異常アダルト映画の傑作
映画が始まって秒でタイトル回収する。
「残り69分どうすんだこの映画」と思わせてからのツチノコ?再登場。
タイトルで予想していた下限をさらに踏み抜かれ、改めてこの映画は常人向けの映画ではないと思い知らされた。
登場人物は全員イカれており、誰であろうと画面に映るたびに頭の中から冷却ファンが全力回転する音が聴こえてくる。
この映画は目から脳に直接流し込むタイプのアルコール。
ツチノコ、ツチノコ(二本脚)、ツチノコ狩りのオッサン、場末バーのママ、キノコを求めてやってきた女子高生、前世が鯉だったオッサン(推しキャラ)。
挙げればキリがないがどいつもこいつも大体イカれていて飽きが来ない。
主人公も当然どこかおかしいのだが、沢山の人々と出会い触れ合いながらツチノコに殺され失われた夫の命を噛みしめ、夫の影を追い求める姿に段々惹きこまれていく。
そうしてこのイカれた映画はとんでもなくイイ話に着地する。
なんで?俺この映画に感動しちゃったよ。
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