劇場公開日 2018年8月24日

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「ニノ×キムタク」検察側の罪人 M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ニノ×キムタク

2022年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

ジャニーズファンとしては、事務所の人間のコラボ作品は楽しみで、それが先輩後輩となるとそれだけで期待値があがる。

本作では演技力には好評のある二人の共演で、それだけでも見たい!と思わせてくれた。それぞれの演技が好きが嫌いは置いておき、ただ同じ画面にこの二人が並ぶというだけでテンションあがる、ジャニーズマジック!

で、感想はというと、いろいろお話が拡がり過ぎて、すべてを理解するのは無理でした。ただ、よくある、正義側にいる人間が己の都合で正義の立場を利用して、道を誤るってところは理解できた!
まさにタイトル通り。

でもよーく考えると、もし自分に権力があって、目の前に、自分の大切な人を殺した殺人鬼が現れたら、職権乱用せずに冷静に正しいやり方を突き通せるか、、、ですよ。
まぁ、法律はおかしなことにならぬよう、そして、弁護士や検察官、裁判官達はそこ法にのっとって決断できるくらいの人間でないとなってはいけない人たちなんですよね。

私みたいな人間では到底そんなこと出来ないので、本作ではキムタク演じる最上さんに一票です。

始めに書いたように、あまりに話の幅が広過ぎて、インパール作戦や、政治家やら、その辺描くならもう少し説得力のある描かれ方をしてほしかったなーと。

ニノの演技は好きなので、見応えあり〜でしたが、そんな中でもダントツで松倉役の酒向芳さんは素晴らしかったですね。キモーい頭イカれた人を演じるのって、どんな気持ちなんだろうか。
世の中には自分には全く理解のできない性癖や考え方を持った人間がいることを映画を通して知ることができるなと、改めて本作を見ながら思いました。

ラストのニノのシーンはワタシ的にはいらないかなと。

M hobby