「2つの意味で頭フル回転」検察側の罪人 maruさんの映画レビュー(感想・評価)
2つの意味で頭フル回転
登場人物のバックボーンが鑑賞者の憶測・推察に依るところが大きく、台詞まわしが流暢というかもはや早口の域なので、途中から字幕を付けなきゃ物語を追えなかった。
この原作から「何かを伝えたい」というより、「この小説をどう『映画』に仕上げるか」に四苦八苦したような印象。123分に納めるためには、ムダのない編集と構成だったと思われる。『まとめ上げた』感は、凄い感じられた。原作をわかっている方は、(あ、この沈黙はこういうことがあったからだな)(あ、急に出てきたこの人はあの時の人だ)とか、より楽しめると思います。
※個人の感想です。
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