「レビューを信じてはダメです!」検察側の罪人 川島保代さんの映画レビュー(感想・評価)
レビューを信じてはダメです!
はじめにレビューで低評価の人は、おそらくはじめの10分で映画に振り落とされたのだと思います。
原田監督の映画ですから、内容も濃く、情報が多いのでそれを集中して処理しないとダメだからです。
なんとなく冷やかして観に行った人はブツブツいうと思いますが、私は映画に圧倒されました。
それぞれが信じている正義を貫いているので、頭が痛かったです。二宮くんの役も、木村くんの役も、自分の正義を貫いていたからです。
世の中正しいことをしたら、褒められるとか、悪は滅びるとか、正直に生きたら幸せになるとか、100%保証はないですよね。
ずる賢い人が生き残ったり、嘘をつくことで仲良くなったり‥それと似ていると思いました。
そのやるせなさが、最後の二宮くんのやり場のない叫び声で、胸が痛みました。
ぜひ一度見て欲しいと思います!
できれば、人物の相関図だけは見て行った方が、焦らなくて良いと思いますよ!
コメントする