「真実と正義は別物」検察側の罪人 Renさんの映画レビュー(感想・評価)
真実と正義は別物
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最後最上の描いたストーリー全てが崩れたからこそよかった。
松倉は法で裁ける相手なんかじゃなかったんだろうな。
正義とは違う方向に向かってしまったこと、最上は百も承知だと思う。
沖野が罪人だとそう言ったときの、キムタクの瞳の演技がそう思わせてくれた感じ。
沖野は沖野で、松倉を助けようとした時に、たくさんルール違反おかしたよね。
だからこそ、最上の気持ちが分からなくもなくなってしまった。
分かるから苦しい。分かりたくなんてなかったのに。
それが最後の叫びなのかなって。
キムタクの演技が批判されてるけど、私は好きだった。誠実だからこそ堕ちていく人間を見事に演じてたと思う。
あと予想外に吉高由里子がよかった。
沖野を叱る芝居が好きでした。
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