「レビューを書きながら思い返してじわじわくる。」検察側の罪人 とびっこさんの映画レビュー(感想・評価)
レビューを書きながら思い返してじわじわくる。
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理不尽に殺された大切な人。犯人は判っているのに、逮捕出来ずに時効を迎える。その犯人が別の事件の容疑者として現れたら...。
法の下に裁くチャンスが転がり込んできたのなら、何が何でも塀の中に放り込みたい最上(キムタク)の気持ちは理解できるけど、結局自分も人殺しすんのかい...っていう残念感が凄まじかった。法に携わる人間が決意して殺すのが老夫婦殺しのチンピラってなぁ。殺すなら直接松倉殺せばいいのに。
っていう簡単なことじゃないんだろうなぁ。殺して済むならとっくに、殺してるだろうし。ギリギリまで粘って、それでも駄目になったとき、とうとう堕ちてしまった、それが切ない。同情は全くできないけど。
観終わったあと、こうしてレビュー書きながら思い返してじわじわくる作品。
あと、個人的には沖野(ニノ)と橘(吉高)は恋人にならないほうがよかったかなぁ。真実を追い求めるバディが一気に安っぽくなった気がした。
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