「メオノラムカサヤ」劇場版 屍囚獄 起ノ篇 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
メオノラムカサヤ
いくら民俗学の研究と言えど、「婚礼の儀」という言葉から不審に思わなかったのか?女子大生たち。メオノラムカサヤと唱える婚礼の儀。逆から読むと八坂村の文字が隠れていたり、サルタヒコノカミの面にも性的なモノを感じなかったのか。さすがに「足切りの儀」はおぞましい言葉だが・・・
村人たちはサルタヒコ側で神社はウズメ側?コンビニを求めて一行から外れた比奈と沙霧は村人たちに襲われるが、ウズメの面を被った知恵遅れの伊助によって助けられ、タカヒコの伴侶を見つけるまでには手出しをするなという村長の策略。しかし、助けを求めていた比奈がサルタヒコの面の男に殺される・・・
600年前の惨殺事件。足を切り取られた女の足からは蛆が湧き、“蛆女”と呼ばれることになり、蛆女の祟りだとしてウズメノミコトとして祀ったが、生まれてくるのは男児ばかり。そんな伝説がおぞましい。
グロい場面といえば美琴(片山萌美)の夢の中だけだったろうか、人肉を喰らう村人、ぐつぐつ煮込んだ手足が痛々しくもあり、悪夢として一生心に残りそうなほどだった。教授は皆を助けるために残ったが、今後どうなるのだろうか・・・ヒナを殺したサルタヒコ仮面の男は誰なのか、タカヒコと少女の関係も、彼女たちを助けた伊助の裏切りも気になるところ。
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