エディ・レッドメイン アンダーテイカー 葬る男と4つの事件のレビュー・感想・評価
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冴えない葬儀屋 植物状態の息子を持つストリッパー 25年の刑務所暮...
冴えない葬儀屋
植物状態の息子を持つストリッパー
25年の刑務所暮らしを終えた死期が近いおっさん
妻子を失った絶望のあまり死にたい元神父
4人の生活が絶妙に触れ合い絡み合う数日間
主要キャラクターだけじゃなく、脇役たちも
みんな何かを背負っていて
みんなどこかで淋しさを感じてる
彩度の低い映し方が内容にぴったりでした
ただまあ葬儀屋クワーティの「変人・モテない・(おそらく)童貞」という設定は、エディの顔と身体が良すぎて…………無理があるだろそれは…。
エディ・レッドメインが好きだ
バックステージツアーで等身大のエディ・レッドメインを見て好きになり(特殊すぎ)、アマプラで検索して視聴
モテなさそうな男の役、上手いな
死生観がよくわからないし、思わせぶりなのに全く回収されないフラグも、過度なお色気シーンがストーリーとは直接関係ないことも、意味不明でした。
支離滅裂だそ!なんでアマプラの評価高いんだ??
感傷的ではあるけれど
リテラシーとは感傷に敏感になることだと(も)思います。
露骨な叙情や泣かそうとする演出にたいして抵抗値をもつこと──いわばある種ひねくれた鑑賞眼のことをリテラシーというのだと思います。
とはいえ感傷には巧拙があり、臭みがない叙情もあります。
レビューは好悪を吐露する場所なので、たんにわたしが不徹底なだけ──でもありますが、誰にでも好きな感傷があると思います。
Powder Blueをよく覚えています。感傷的な群像劇でした。
もっとも好きなシチュエーションはフォレストウィテカーのパートでした。
ウィテカーは愛妻を亡くし絶望にとらわれ死のうとしています。街へくりだし自棄的なことをやってじぶんを破滅させようとします。出会った者にじぶんをころしてくれるように依頼したりします。
そんな彼にダイナーでいつも話しかけてくるウェイトレスがいます。リサクドローが演じていてウィテカーの悲しい目と善人気配にほだされたのかいつも親切にしてくれます。
かのじょはDV値のある夫に束縛された、しがないウェイトレスです。じぶんの人生を打開してくれるようなやさしい男をもとめています。
この点景は人生に疲れた者どうしが互いの傷をなめ合おうとしている様子──かもしれませんがウィテカーとクドローが演じていることで、たんなる感傷を乗り越える説得力を(個人的には)感じました。
クドローに話しかけられるたびウィテカーははにかんでいるような礼儀正しい態度をとります。ふたりのやりとりがすごく好きです。
ロサンゼルスを舞台に、わずかに関係性のある者たちの顛末を追っていきますが、いずれも絶望から希望へ転じるような出来すぎなコンポジションになっていました。
レイリオッタは降り積もった青い雪につつまれて凍死しますが、元気になった息子と砂浜で遊ぶ美しい夢を見ます。
総てがそのようにセンチメンタルな話ですが個人的には臭みを感じませんでした。いわば“跡隠しの雪”のように悲しみを青い雪がおおい尽くすという叙情に帰結するメルヘンだと思います。
本作は批評家から酷評されています。rottentomatoesは25%と40%。
批評家はクラッシュやマグノリアなど傑作群像劇の絶望的なコピーだとけなし、過剰なセンチメンタリズムを嘲弄しています。
また映画のセールスポイントをジェシカビールのストリップ嬢にもってきていることを低俗視しています。
批評家の指摘はもっともだと感じる一方、個人的には良質なセンチメンタルだと感じたので、とんちんかんな邦題「アンダーテイカー葬る男と4つの事件」をのぞけば好きな映画になったのです。
変態ばかり
よく分からなかった。
事件を解決すると書いてあったので、探偵ものなのかと思っていたら、全く違うのでビックリした。
情緒不安定な女が一番感情移入できなかった。何でそこで泣くの?今の事はあんたがそこまで怒る事だったか?何故すぐ体の関係を持とうとするのか?クスリやってるし、アバズレで母親になりきれてないキチガイにしか見えない。
サスペンスじゃないのね
サスペンスのコーナーにあって、それっぽい題名で、パッケージもそれっぽいのに、蓋を開ければ暗めなヒューマンドラマですか。
死をテーマに4人の物語が交錯し一つの物語にってのを期待してたがちょっと微妙。
交錯の仕方がいまいちなんだよな。特に死にたがりの神父は他メインの内葬儀屋とのちょっとした絡みしかなく、若干浮いてる気がする。神父サイドのストーリーのキーパーソンのオカマもメインキャストと絡みはなく、神父様だけ自分のストーリーを独走状態。
個人的にはムショ帰りのお爺さんのラストはけっこう好き。他3人のラストは微妙。
言いたいことは分かったがイマイチ...
まずタイトルとポスターからミステリー、サスペンスものだと思って借りたら(TSUTAYAにもサスペンスの所にあった)人間ドラマでちょっと騙された気分になりました。
結局のところみんな悲しい過去を抱えながら生きているんだよ、愛した人をなくしても人生は続いて行くんだよってことを伝えたいことは何となくわかったのですが、お話の中で主軸となる葬儀屋、ストリッパー、ストリッパーの父の話と自殺したい神父の話がまったく関係がなく進んでもやもやした。いっそふたつを分けてどちらかだけに主軸を置けばもっと話を深くほれたとはおもう。
趣味がパペットの葬儀屋というどちらかと言えば根暗な芋っぽい役なのに隠しきれないスタイルの良さと筋肉をもったエディ・レッドメインを鑑賞するのが目的ならみる価値あり。
けっこう好きな映画
2009のPowder Blueがこんな邦題で発売に。エディファンなので買ってみたがなかなかいい作品だった。若きエディはシャイで線の細い葬儀屋。そのエディを含めかなりクセのある、そしてワケありの4人が繰り広げる人間模様。街はクリスマス。どん底でも出会いによって光が見えてくることもある。フレンズのフィービー役、リサ・クドローが見れてうれしかった。
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