「あちこち突っ込み所は見られるが、全体的には良い作品。」きみへの距離、1万キロ ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
あちこち突っ込み所は見られるが、全体的には良い作品。
映画を観る上でどこまでを許容できるかってのが「冷める」ラインでもあると思うが、この作品はそのギリギリを感じた。
実際はモタモタ動くイメージのボットや、どんなけ都合の良い位置に配置されとるねん(笑)
また仕事の管理体制がバイト並みに雑な点等も気になったが、デトロイトと北アフリカの恋愛事情や文化の違い等の対比を描きながらも幸福に向かおうとする姿勢を観ながら入り込んでいる自分がいた。
キャストもそれほど多くなく、特に真新しくない内容ではあるが遠隔操作ボットを通してのラブストーリー、また原題にも使われている「ジュリエット」と掛けているのも感慨深い。
盲目のおじいさんとの件が主人公の良さが描かれており良かった。
主人公のジョー・コールもなんとも言えないふにゃふにゃした感じで適役であったと感じる。
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