「ジョー・コールが適役!」きみへの距離、1万キロ ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョー・コールが適役!
北アフリカの砂漠にある石油パイプラインの24時間遠隔監視の仕事をしているデトロイトの若者が、カメラに映った若い女性に惹かれ、彼女が両親に無理矢理押し付けられた婚約者から恋人と命がけでヨーロッパに逃げようとしていることに気づく。
蜘蛛みたいな形の、撮影・録画機能、翻訳機能、発砲機能を備える超・多機能ロボットを操って監視するのが主人公の仕事だけど、上司が勝手に登録した出会い系での出会いにも懐疑的で、見た目は最近の若者だけどどちらか言うと寡黙なタイプ。迷子になった目の見えない老人(教授)を道路まで誘導するシーンの会話も面白い。あんなにスムーズに翻訳で会話できる筈ないけど。
有名俳優は出ていないし、あり得そうであり得ない話だけど、いつまでも心に残る映画。マイクのヘッドを持って話しかけるジョー・コールがはまり役‼
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