「ジャズやるばい!」坂道のアポロン 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
ジャズやるばい!
原作未読
少年誌に比べ女性誌や青年誌は実写化の相性が良い
『僕等がいた』の三木監督作品
ジャズにのめり込む3人の青春物語
舞台は長崎佐世保
オート三輪が普通に公道を走っている時代
ジャズはいいね
愚痴っぽいラップなんて聴きたくない
ジャズとアポロンになんの関連がと観る前は疑問に感じたがアポロンが音楽の神様とは知らなかった
公に見せてはいけないものがはみ出てしまうような変な名前だがギリシャ神話の神なら仕方がない
邦画でジャズの青春モノといえばすぐに思い出すのが『スウィングガールズ』
あれは迷わず星5の金字塔だがそれを踏まえると『坂道のアポロン』は星2.5が妥当
ジャズが良いのであって話としては可でもなく不可でもなくまずまずの出来
話としては王道
悪くいえば平凡
人間ドラマは退屈に感じる
ジャズがメインのはずがジャズが少なめなのも難点
そのうえ自分が特に好きな俳優が出ていないのは痛い
中川知念小松の3人がメインだが彼らに魅力を感じない
スターダストやジャニーズが嫌いなわけではない
知念が背が低いとか小松が寝てるんだか起きてるんだかわからないとかそういうルックスが気に食わないわけではない
役者として魅力を感じないだけだ
小松菜奈の水着姿というサービスがあったとしても大勢に影響はない
山下容莉枝は久々に観た気がする
役にハマっていた
こういう役がよく似合う
ディーンフジオカの圧倒的なイケメンぶりも目を見張る
冒頭でAVじゃあるまいしナースキャップに時代錯誤を感じたがそれもそのはず
60年代の10年後も昔話
現代ではない
エンドロールがジャズではなく小田和正なのも興醒めだ
男性目線と女性目線で見方が違う人間描写ってこれに限らずなんでもそうでしょ
アホらし
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