「冒険の苦難を、もう少ししっかりと描いて欲しかった」ロスト・シティZ 失われた黄金都市 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
冒険の苦難を、もう少ししっかりと描いて欲しかった
1900年代初頭、アマゾン上流の古代都市に魅せられた探検家の物語。
録画予約をした際には、「冒険活劇」だと思っていましたが、実在の探検家を基にした人間ドラマでした。
「3回に渡る困難なジャングル探検」、「原住民との交流」、「家族との葛藤」、「名誉への渇望」。それらが、良く描かれていると思います。
ただ、色々なものを詰め込み過ぎたように感じます。例えば、「困難なジャングル探検」は途中で挟まれるイギリスでのシーンの為、重さの描き方が中途半端になったように感じました。
緑色の砂漠での「飢え」、「渇き」、「熱さ」、「病気への恐怖」等をもっとしっかりと描いて欲しかった、と思います。
また、3回目の冒険は必要なかったように思います。その分、1回目や2回目の冒険をもう少し厚く描いてくれていたら、先に述べた中途半端な部分も軽減出来たように思えます。
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