「評するには難しい作品」悪と仮面のルール ツアステ侍さんの映画レビュー(感想・評価)
評するには難しい作品
1人の女性を守る男の話、と思いきや
それだけで片付けられない映画でした。
驚いたのは、終始小説を読んでいるような
映画づくり。
各キャストのセリフは、口語というより文語。
こういう映画の作風があるんだと気付き出した
頃に、自分の見方が変わってきました。
それに気付かなかったら、完全に寝落ち
してましたね😅
テンポが悪いので、面白くないと言う人が
多いかもしれません。
映画の見方としてそこだけじゃないのか
と知らされた感じです。
柄本明さんが玉木宏さんに初対面したシーン
グッと来ましたね〜
あそこで一旦この作品が締まった事は
言うまでもない。
そしてピークは久喜幹彦役の中村達也さんの
第二シーンの長ゼリフ。
この人、全然誰か知りませんでした。
しかし圧巻のセリフ回しで、途中から見入って
しまいました。素晴らしかった!
タイトルと内容のどこに一致をみればいいのか
分からないですが、そこは軽く流しておきましょう😅
最後に。
少年少女時代の回想を何度も観ます。
この2人は、どう見ても同級生か年の差が
あるとしても前後2〜3年でしょう。
なのに、玉木宏さんと新木優子さん…
年の差が違い過ぎでしょ。ピッタリ合わせろ
とは言いませんが、程々にキャスティング
しないと観る側は冷めます。
大人の事情で、どっちも使いたかったんでしょうかねぇ
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