「プロレスと同じセオリー」ネバー・サレンダー 肉弾乱撃 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0プロレスと同じセオリー

2020年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

日本ではネバー・ギブアップの方が通りがいいが相手がいるときはネバーサレンダー(参るもんかい)の方が正解のようだ、と言う訳でネバーサレンダー肉弾シリーズ第5弾である。
原題はThe Marine 5: Battleground(海兵隊シリーズ第5弾・戦場)である。このシリーズはプロレス会社WWE(World Wrestling Entertainment Inc.)が創ったスタジオの作品でプロレスラーが主役のハードなアクションが売りである。シリーズ3作目~6作まではマイケル・グレゴリー・ミザニン(リング名The Miz)が主役の元海兵隊員のジェイク・カーターを演じています。
戦場は休園中の遊園地の設定、大の大人たちが戦争ごっこをしているように見えてしまいます。主戦場が遊園地の地下駐車場なのは殺漠としており閉塞感もあって尚且つ低予算で作れるという妙案です。ヒーローはプロレスラー、肉弾戦、格闘なら向かうところ敵なしだろうと想像しますがところがどっこい、映画もリングのように敵の反則技でさんざん痛めつけられ、もうダメかと思わせてからいざ反撃、このお約束が分からないと”口ほどでもないじゃん”と失望するかも知れませんね。こういう開き直ったB級映画はいいですね。

odeonza