「浜辺の思い出」gifted ギフテッド くりさんの映画レビュー(感想・評価)
浜辺の思い出
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パンフレットの表紙のショット。
いろんなシーンがあるけど
浜辺で過ごす彼らのひとときに
憧れました。
メアリーと片目のネコと
ビーチパラソル。
その時間を映像で共有したら、
子を持つ親の幸福感にひたれました。
この少女が生意気な事を言えば
笑ってしまうし、
正面から笑顔を浴びれば
微笑んでしまう。
ようは、
彼女に魅了されてしまう。
ストーリーの切口である
ギフテットチルドレンの生き方を
スクリーンの人達と同じように悩むこと
になるんですが、
結局 どんな子どもでも
同じ結論に行き着く気がします。
本作では、
全てを無くしかけたフランクが
片目のネコの失踪から、
皆が普通に暮らす意味を見いだし、
安息の時間を取り戻します。
一緒に暮らして同じ時間を共有し、
時を重ねるのが一番幸せなこと
なんだというのが実感できます。
全編を通して、
人種や暮らしぶりを皮肉る悪意が
なかったので、
安心して純粋な善意の駆け引きに
どっぷり。
最近は、悪意むき出しのどろどろが多いですが観た後、疲れます。
本作は、身体のどこかが軽くなります。
おすすめ。
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2017年12月26日
くり様
ギフテッドの概念と片目の猫が象徴するものが
いまだにモヤモヤしています。
都内上映の最終週に鑑賞したので、
あと何回か劇場に行きたかった作品。
才能はともかく、愛されて成長した人は
周りの人たちを愛せますよね。
才能は愛されて伸びるものなんだ!と
教えられた気がします。