劇場公開日 2019年1月4日

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「我が青春の…」ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー aMacleanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0我が青春の…

2019年1月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

…歌姫だったんだけどなぁ。
丁度20歳前後で、当時はまだレコードを買っていた記憶が。伸びやかで、透明感があり、圧倒的な歌声に四六時中ヘビーローテーションで聴いていた。ジャケットの笑顔も楽しそうで、テレビで流れる歌謡曲が陳腐に思えたものだ。旦那のボビー・ブラウンも当時は最高だった。

最後のアルバムとなった「I Look To You」は、なぜか「笑う警官」という大森南朋主演の映画のタイトル曲になっていた。CDで聴いたが、ドラッグのせいなのか往年の輝きは全くなく、残念に思った。そのすぐ後、確かグラミー賞の前日に飛び込んできた残念なニュースを聞いて、「あぁ、やはり」という残念な感想が最初に浮かんだ。

映画としては、彼女の栄光と転落をインタビュー形式で構成した記録映画。目新しい情報もあまりなく、2時間は少し退屈だった。先日のクラプトンの映画などと同様、ドラッグでボロボロになっていく姿は見ていていたたましかった。もう少し全盛期の歌声が、聞きたかったかな。
人生はボロボロでも、この歌声は永遠に素敵です。

AMaclean