「子役みんなが可愛いい…」少女ファニーと運命の旅 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
子役みんなが可愛いい…
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ユダヤ人の13歳の少女ファニーがリーダーとなり、幼い子ども達を連れ、ナチス占領下のフランスからスイスへの国境超えを目指す実話ベースのストーリー。タイトルからは想像できない、死と隣り合わせの逃避行だが、子役みんなの可愛らしさ、無邪気な様で、それを一瞬忘れてしまう。実際もファニー自身がまだ子どもで不安で堪らなかっただろうが、頼ってくる子どもたちを鼓舞し、飢えをしのぎ、機転を利かせ、諦めさせず、導いたのだろう。手紙が舞い、ジグザグに走り、銃撃を避けるラストシーンは創作だろうが、良かった。エンドロールで本人が出るが戦後、フランスに戻るものの両親に会えなかったという事実が何ともやるせない。
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