マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のレビュー・感想・評価
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家族は選べない…
とても偏屈な父親。だから結婚と離婚を繰り返しており、異母兄弟がいる。今の妻も強烈に偏屈。こんな奴付き合いたくない。次男マシューを最も可愛がっているのだろうが、長男ダニーを頼る。長女ジーンは相手にもしていない。父親に振り回されていると分かっているものの、結局は父親の元に集まってくる。父親が原因でバラバラな家族ながら、父親がいないともっとバラバラという逆説的な関係。所々笑えた部分あるが映画のストーリーとしてはこれ面白いのだのうかと疑問に思う。折角の豪華キャストなのに残念。途中、娘のイライザの前衛的なエログロ映像は不要な気がする。
負け犬の強がり
最後が分からなかったので、もう一度見た。『ホイットニー美術館にあった。』
僕の父親も脳溢血で倒れ、余命2週間と言われ、『これで、気持ちの整理が付く』と覚悟したら、その後、5年間寝たきりだった。この映画見て、そんな事を思い出した。
会話が噛み合わない位バラバラな家族が、とんでもない親父を中心に回っている。僕はそう受け取った。存在が消えて無くなれば、この家族はバラバラになると感じた。そして、我が家もそうなりかけた。今は違うけど。
この映画でも、主人公の娘が、この家族を繋げる役になるんじゃないかと感じた。しばらくぶりに腹を抱えて笑えた。
噛み合わない会話
が延々と続く…歯がゆい舞台劇のような作品。
ダスティン演じるハロルドは、人の話を聞かないで、自分の考えを押し付け、それで煙たがられていたことにも気づかない。
それぞれ離婚を繰り返すことで家族関係はなんだか複雑に。
しかし、異母兄弟達はなんだかんだ集まってくる。
倒れて入院した後はなおのこと。
根が優しいのである。
なるほど、と思ったセリフもあったけど、やはりそれだけでは辛いな。
最後の方はちょっと飽きてしまった。
クッキーのお皿を投げつけた後の、アダムの口元アップが印象的だったが。
「イカとクジラ」の監督さんだったんだ。
アイゼンバーグ目当てで観て、撃沈だったんだよね…やはり。
相性悪いのかな〜?
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