「松居大悟も松居大悟作品もほんとかっこいいな!!!」アイスと雨音 まつこさんの映画レビュー(感想・評価)
松居大悟も松居大悟作品もほんとかっこいいな!!!
2018年公開。初舞台が急遽中止になった若者たちの話を、現実×虚構と映画×音楽など色々入り混ざって展開される74分ワンカットの衝撃傑作。
初TAMA映画祭にて、マレーシアの映画「タレンタイム」との二本立てで公開。&松居大悟と志磨遼平の上映後トークイベント付き…。
松居大悟監督の作品は自分色も色濃いけど常に進化し続けて、めっちゃ面白くて、斬新で、かっこいい。素敵。
トークイベントも良かった。映画作ってる人や映画好きな人、映画関係者の話って延々と聞いてられるよ…好き。
松居監督は同時上映された「タレンタイム」の感想で、敢えてドラマ的なシーンが無いところがいいと言っていて、そこに凄く共感して、嬉しかった。
昔行った下北沢映画祭で上映された「私たちのハァハァ」でのトークイベントでは、若者たちのリアルを撮るときに、例えば花火を観に行って喜ぶ姿を撮るのではなく、花火を観に行きSNSにアップする事に満足している若者のそういうリアルな部分を撮りたいと言ってて…そういうとこだよ良いところ、と感動したのを思い出した。
また、このアイスと雨音の制作経緯として、今年の3月に公演予定だった監督の作ろうとしてた舞台が急遽中止になり、その思いも詰めて今回の映画を撮ったと言っていた。悔しさをバネにこんな作品つくって思いをはらそうとするなんて、かっこいいの極みかよ…
これからもご贔屓にしますm(_ _)m笑
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