蜷川幸雄シアター「ジュリアス・シーザー」(彩の国シェイクスピア・シリーズ)のレビュー・感想・評価
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アントニーの演説、圧巻
え??藤原竜也さん、主演のシーザーなんじゃないの??アントニーって誰だよ??ってくらい、前知識も何もなく見に行ったんですが、途中から、納得。
シーザーが死んでからが本筋だったんですね。
アントニーの弔辞のシーン、「しかしブルータスは公明正大・・・」って、この四字熟語、高校受験の時くらいしか聞いたことないけど、この演説シーンの中だけで、私は一生分聞いたぞ(笑)この難しくて長い台詞、さすがにこれは鳥肌もんで、アントニーがブルータスより、一枚も二枚も上手だったということが、よく伝わりました。このための藤原竜也さんだったんですね。
でも、ローマ人に似せるために、藤原竜也さんがメイクバリバリなのに、阿部寛さんの方は素っぽくて、顔の濃さだけは、ブルータスの方が上手だなって、内心思いながら見てました(笑)
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