「知事抹殺」の真実のレビュー・感想・評価
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福島原発事故を考えたいすべての人に観てほしい映画です。
2011年この映画に登場する佐藤栄佐久知事が、福島県の知事でおられたら何もかも違っていただろうという声を、いろいろな方から聞きました。 この映画は2006年冤罪で知事の座を追われるように去った佐藤栄佐久元知事の半生を描いた映画で、知事でおられた時にどのような仕事をされてきたのかということも丁寧に描いてあり、こういう方が知事であってくれたならと、福島県に縁のなかった私も思いました。 映画は、えん罪が相当上の方の指示があって、作られたことを示してくれています。上の方とはどこだったのか。。。原発事故を二度と繰り返したくない私たちは、忘れないで注目していたいと思います。
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●現代日本の闇。
日本のジャーナリズムは死んだのか。本作は映画の域を超えてしまったのか。 誰も声を上げない。誰も関わろうとしない。レビューはないし、観客も「えっ」てくらい少ない。 公式ホームページでは善意ある識者のコメントがあるものの、いろんなところで忖度されてる。 よくぞ映画化を。よくぞ上映を。関係者の勇気と尽力に感謝。 さまざまな壁にぶち当たっただろうことは想像に難くない。 共謀罪。治安維持法。権力が集中する怖さ。 ヒョイヒョイと平気で長いモノに巻かれる一部報道機関。 これじゃ誰しもしょっぴかれてまう。どっかの国を笑えない。 映像の向こうの世界じゃない。私たちのすぐそばにある冤罪。 あの日まで佐藤栄佐久が知事であったなら。 過去は変えられないけど、忖度して声を上げない社会に明日はない。 出る杭は打たれる。そんな日本にはしたくないもんだ。
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