「上田慎一郎監督の原点」テイク8 お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
上田慎一郎監督の原点
自主製作映画の最後のシーンの撮影現場で、ウェディングドレス姿のヒロインの前に、いつまで待っても父親役の役者が現れず、そこに彼女の本物の父親が見学にやって来たのをこれ幸いと父親役を演じさせようとしたところ、現実と立場がグチャグチャになり、公私混同、NGの山が築かれて、やがて新郎役は本業のために撮影途中で帰ってしまうし、さあ大変という映画です。
「カメラを止めるな」の監督の作品だと言われれば、たしかにそうだねと思える良くできた話で、きちんとドラマとして盛り上がりのツボを確実に押さえた心に残る作品でした。
父親役の俳優さん(館ひろし似)が上手いこと上手いこと。感心しました。
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