「最後の詰めが・・」修道士は沈黙する critique_0102さんの映画レビュー(感想・評価)
最後の詰めが・・
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ロベルト・サルスを演じるトニ・セルビッロの抑えた演技は良かった。まさに「沈黙」しなければならない神父の表情が、心の深奥を描き出していた。
Le confessioni、そう題名は告解である。どうも、邦題は嘘をつきたがる。修道士は確かに沈黙した。しかし、最後の数式は沈黙ではない。これもまたLe confessioniなのである。それを考えると、邦題のつけ方としては失敗している。
そして、ロシェの死もアウグスティヌス的な魂のLe confessioniとはならない自分への呵責ゆえのものであったことを考えても、甚だ残念だ。
コニー・ニールセン・・うん、いいね!
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