はじまりの街のレビュー・感想・評価
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どこにでもある”今”
アンナは暴力亭主から逃げるため、13歳の息子を連れ、ローマから逃げ出し、バッグ一つでトリノの親友のもとに身を寄せる。
息子は全く知らない街に戸惑い、父親を恋しがるのだが・・・。
DV問題への対応があまりにも日本に似ていて驚く。
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カルキン君⁈
終わり方が不満。
しみじみとした名作
「逃げる」勇気が幸せを呼ぶ
夫のDVにより、古い友人を頼ってローマからトリノへと逃げてきたアンナと13歳の息子ヴァレリオ
トリノの友人宅で、心機一転、新しい生活を始める二人
夫の暴力から逃れるため、そして、息子のために始めた新生活。
しかし、息子はなかなか新しい生活に馴染めない
女性の自立と、思春期を迎えた少年の成長を描く。
DVを受けている女性や独身女性の他にも、移民の人たちの生活も描かれていて、弱者に対する視線が温かい作品だった
新生活を始めた当初は、息子が父親や友達を恋しがり、母親に反抗もしてハラハラするけれど、終わってみれば、新しい環境が彼をちょっと逞しくして、いい影響を与えたんだなと思った
もちろん、DV夫と別れた奥さんも大正解。
だから、もしも、うまくいかない毎日を過ごしているのであれば、こうして新しい土地で、心機一転、新生活を始めるのも、良いと思った
不安もたくさんあるけど、がんばっていれば、そのうちなんとかなる
舞台になっているトリノの秋の美しさも見どころの一つ
それに!久しぶりに観たヴァレリア・ゴリノは、ちっとも変わってなくて嬉かった
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