ANEMONE 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのレビュー・感想・評価
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序が来て破を飛ばしてQ
最初、映画館で見た時には前情報なしでTV総集編の2弾かと思って、前作ハイエボリューションを見ずに見に行ったので理解できずにポカーンとするばかりだった。
えっ、レントン死んじゃってるの?ハイエボリューション1で殺されたってたの?
これはハイエボリューション1見ずに見ちゃったのは失敗しちゃったなぁと思っていたが、EUREKA公開前にハイエボリューション1を見てから、もう一度見直したが、印象は変わらなかった。
そうか、この作品はエヴァでいう序が来て破を飛ばしてQだったのね。
それにしても、新規作画がちょっと残念。ガリバー大暴走は作画の無駄遣い。子供の頃のCGによる回想シーンは論外だし、通常も回想シーンの方が魅力的に見えちゃうのはなぁ。吉田健一さんの偉大さを再確認できました。
とりあえず、全てのエウレカシリーズを取り込むような展開を見せてきているが、EUREKAでまとめきれるだろうか?
全てがつながった?
11月26日に続編の「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」がやるので、復習ついでに鑑賞
終盤でエウレカが夢を何回も見ているというシーンがあり、今までの作品(TVシリーズや漫画)の映像が流れた。
自分はエウレカセブンはTVシリーズや続編(AO)や漫画(外伝も含む)を観る(読む)くらいに好きだ。
なので公開当時は今までの作品が話に絡んできたのは単純に嬉しかった。
ただ、この後で他の作品(特にAO)を見てしまうと、良いシーンが所詮夢の話なんだよなぁーと思ってしまうように自分はなってしまった(この考え方は違うかもしれないが)
だから今度やる続編では、可能性の1つや別の次元の話を夢で見ていたなどの説明や設定などが出てくると嬉しいな〜と個人的には思っている(笑)
念のため言っておくと映画自体は面白く、観て良かったと思っている。
壮大なMAD動画を見せられているような
2028年。アネモネ(風花)がライフハック⁉
UN ASSID
エウレカセブン、ニルヴァーシュが敵?
火力が桁違い
システムを捨てて7年
意識とアバターで戦う
ってテレビシリーズにダイブ
画面4:3
台詞変えて過去映像使う
14年間負け続ける人類が初めて勝ったのか
1,260秒?
7年前の事件?
イシイケンが父
ドミニクはAIコンシェルジュ
中学生!?
7年前12歳から16歳の女の子6人スーパー6
物理的行為が効かないとわかっていても 未来に生きる子どもたちのため
アイドル化されるアネモネ
乱心
遅れてきた7番目の子羊 それがアネモネ
デューイノヴァクが預言者的な
エルドロン警報
28年12月22日最終作戦開始
ナニ⁉シンゴジラ??
あと1回
世界が書き換わる
スマホ
石井一尉の代わりにドミニクが
ガリバージ・エンドはエヴァぽい
食いついた!
団地の中庭でアネモネとエウレカ邂逅
レントンのいない世界は耐えられないエウレカを説得するアネモネ
勘なのよ勘
うる星やつらみたい
x-girl
この手を絶対離さない からね
エウレカの顔が変わった
シルバーボックスで夢を見れば現実化するはずが
卵から新ニルヴァーシュ
唐突に レントンが出てきて 終わりて
次はどうなるの?
過去映像の使い方が上手い
正直前作のガッカリ感が酷く期待度は低めだったけど割と面白かったです。
若干世界観の説明がクドかったり特殊な用語が多々あるのでアニメと前作をしっかり覚えてないとついて行けなくなる人もいると思いました。
個人的にエウレカの印象が色んな意味でひっくり返りました(笑)
後はガリバーとジエンドの特徴が融合したガリバージエンドというこの作品における主人公機が登場しましたがデザインがその…過去作品群におけるスタイリッシュなメカデザインではなくずんぐりむっくりしたビックリドッキリメカ的なデザインは少々残念でした。
残念だったのはガリバージエンドのデザインくらいでそれ以外は比較的良作品。
エウレカ視聴世代が成長して
満足、劇場で観て良かった。
映像、ストーリー、音楽
グッとくるものがありました。
映像は他の方が指摘するように
確かにCG、TVカット、アニメと
変化します。1部を彷彿としましたが
TVカットはごく僅か、理解でき納得。
ストーリーも多分、スカブコーラルの機能か
別の平行宇宙の異なる時間軸や世界線と
交絡しており、AOでエウレカが
ニルバーシュから落ちる出来事と
リンクしているのかなと考えました。
名シーンの落下イベントも感動です!
残りはレントン×ドミニクか
、、腐ってやがる
ラストの非現実的な描写もアネモネの記憶から
事象を描写しているという説明で
ほぼほぼ解決、でも
アネモネの眼の赤いライン
顎の薬剤注入ポートこれの有無が
少し時系列の整理が自分の中でモヤモヤ。
3部ではレントンがあっちの世界から
エウレカと再び出会い、
新たなニルバーシュの製作、
(襲ってきたニルバーシュと繋がるのかな?)
白髪混じりなる辺りまでの
経緯を示してくれるのかな、、と期待。
音楽はアネモネだからか、
ホランドやレントン、チャールズぽくない。
戦闘シーンでの ノリ は今一つ。
でも、なかなか良い。
坂本龍一+中谷美紀:クロニック・ラブ
リミックスか「ケイゾク」の世界観を
一瞬想起してしまいましたが、
歌詞は
もし君が僕を置いていっても、
僕は時が来るのを待ってる 。
だから、行きなよ(英語)
さよならも 今 少しだけ
いつの日か きっと 会えるだろう
という一節があり
父とアネモネ、
レントンとエウレカの
ノスタルジーを感じるトリガーとなりました。
(クロニック・ラブには原曲が複数あります
Ballet Mecaniqueや
岡田有希子 WONDER TRIP LOVER など
曲調はこちらが近いのですが)
結論として充実の95分間
3部の結末へのプロットが少し頭の中に
描くことができました。
( ちなみに、
つい最近アマゾンプライムで本編から
AOまで一気に視聴。
そして、1部...チーン、ポクポク。。
(多分劇場で観なくて良かった)
2部の予告を観て、、あれ
1部と少し違う!というところから
レビューを見させてもらい鑑賞を決意。
出だしこれはエヴァか!? と見紛う
戦闘シーン。ニルバーシュを
わざわざ紐で釣ってるんだ..とか
ノヴァクはゲンドウか
拘束姿勢も十字架っぽいし、、という
疑問はさて置き..というか
「エヴァ」の方こそ砂漠に放り出されて以来
映画メッチャ放置している...
その点エウレカは全ての話が
リンクしており凄いなぁ、、
2019年の3部があって安心と..
ちゃんと、ほっとする、
結末を期待しております。)
今回はアネモネ視点の異世界世界
テレビシリーズは後半見ました。
映画前作見てません。
アネモネがテレビシリーズでは敵兵器として出てきた気がしますが、今回はアネモネ幼少期からすたーと。
父親が出てきます。
アネモネの世界では幼少期からすでにスカブコーラルが侵略してきてて、人間側の最前線では戦闘機や戦艦が攻め込みますが毎回全滅。
アネモネはスカブコーラルの精神世界(ほとんど現実と同じ世界。またはゲーム世界)に行ってニルバーシュをやっつける任務。
何度もダイブして何度もやっつけてスタブは減っていく。
最後の中心を消すときにエウレカと対峙。
あることのために何回繰り替えしてもどん詰まりのエウレカによるスカブコーラルを増やしては捨ててきた運命からエウレカを救います。
精神世界からたぶん元の世界に戻るとたぶん一部の人だけだとおもうけど生き返ります。
でも精神世界に取り込まれずにスカブコーラルに殺された人はもどらなかったかも。
いやいや、空即是色、色即是空で、みんな全部生き返ったかも。
別解釈で、スタート元の現実世界に悟りの力で改変があって、いままですべてゆめ、これから現実再スタートかも。
よくわかんないけど
大事なものはみんな
失われてはいなかった。みたいな感じ。
見た後は少しすっきり。
最後の世界に脱出できたとき、
僕だったら
「この世界は死後の世界かも」
「この世界もスカブコーラルの中かも」
「現実じゃなくて夢かも」
「エウレカだけじゃなくアネモネの思いも使って二人以上で作られた夢だから自分の思い通りにならなくて現実に錯覚するほど現実味があるだけで、実はスカブコーラルの中の最後の一回の夢かも」
とか雑念が増えて結局精神おかしくなってたと思います僕なら。
でも直後に新ニルバーシュがレントンの信号を受信したので、
現実だと思うし、
仮に夢だとしても平和完成度が高くてみんな満足できるから解決だと思いました。
精神おかしくっていうのは、
たとえば、
「願いがかなうなら僕が宇宙になれば平和になるに違いない→宇宙になっても対外問題は解決しなかった→絶望」
とか
「死んだあとだから完全に死者と同じに動かない固まった状態にならなきゃだめだ」
と自殺未遂するとか、
「死んだあと浮遊霊になったみたいだから第二の人生自由気ままに過ごそう」
とか考えたり、
「僕がご飯食べると訃報が流れるからご飯食べちゃだめだ。ご飯に見えるのは人の魂だ。1時間以上かけてご飯の魂の人が逃げられるようにゆっくり食べよう」
とか考えたり、
「僕が激しい運動すると四国のおじいちゃんがなくなったから激しい運動はだめだ」
とか
「僕がダイエットしたら親戚の赤ちゃんが病気になったからダイエットしちゃ駄目だ」
とか
「僕はパラレルワールドを旅する存在になったから他人に介入しちゃだめだ」
とか
好き‼️
にわかですが面白かった。ハイエボ1は最初ハードフロアと映像こそ良かったものの、作戦の意味も内容もワケわからんかったし、ほぼ過去映像の使い回しだったし、時系列めちゃくちゃで何が起こってんのかわからなかったのであんまり面白くはなかったけど、これのためにハイエボ1と過去のシリーズを見る価値があると思う。ていうか見ないと理解できない用語が出てくる。
いや、やっぱりエウレカ初見の方でもこれは見に行って損はしないと思う。ただハイエボ1は見たほうが深く楽しめるってだけ。僕はtvシリーズを一周した人間なので、欲を言えばtvシリーズ一周→ハイエボ1→これの順で見て欲しいんですが、tvシリーズは途中でだれできちゃうかもしれないし、ハイエボ1はtvシリーズ見ないと意味不明なので、初見でもとりあえずアネモネエウレカセブンを見てみればいいとおもう。シルバーボックスって何???
映像の迫力がすごかった。遠方からキャラを映すカットでは所々キャラの作画が少し崩れていたと思ったけどそれ以外は満点。板野サーカス豊富。ほとんど新規映像で、過去映像の再使用についても、とある「意味」があるので気にならない。過去映像ではセリフが変えられて声が新規収録されているのだけどアネモネの表情とセリフが少し合ってないかもと思ったところがあった。許容範囲ではあるけど。映像には画面全体に、エヴァQで見られたような繊細な画面効果というか、そういうのがかかっていて、TVアニメにはない深みがあり、デリケートさを演出していて劇場アニメだなぁと思うクオリティに仕上がっている(上から目線な言い方ですが)。色々とすごかったです。スタッフの方々お疲れ様でした。
音楽もいいと思う。挿入歌ってあのお方の曲のアレンジなのね。エンドロールの曲も素敵。
ストーリー。よくわからん。抽象的すぎる。これを完全に理解できる人間はいるのか?笑
今作では、ハイエボ以外のエウレカセブンシリーズを全て「エウレカの夢であり、かつレントンがどう頑張っても死んでしまうルート」として総括している(?)んだけど、今までのシリーズにはそれぞれの結末がちゃんとあって、tv版のラストだってレントンは死んでないから、正直意味がわからない。 でも面白いよ。
他に思ったこととしては…
一回観ただけではあんまり理解できないので、作品解説が載ってるパンフレットが必須。セリフが長くポップコーンは食ってる暇がないので買わない方がいい。エウレカとアネモネのやりとりとかがクサくてかっこ悪い。聞いててなんか恥ずかしい。…けど感動すると思う!!
エウレカはマイナーなアニメで、エヴァは有名だからそりゃ何十年も続くだろうけど、エウレカセブンはそんなに有名ではないと思うから、こんなに続いてるのは本当にすごいことだと思う。エヴァと違って00年代から始まったアニメなので、古いアニメにはない00年代のアニメのあの形容できない空気感、エウレカの雰囲気、そして世界観を劇場で感じられる幸せと言ったら。そして様々な制約もある中、ここまで素晴らしい物語と世界を作って下さった監督、そして製作陣の方々の手腕。
これを見れば、あの酷評されていたハイエボ1もこれのための重要な布石だったんだなとわかるはず。エウレカ初めての人は、ハイエボ1だけは絶対見たほうがいいんですが、できればテレビシリーズも26話ぐらいまで見た方がいいのかな〜。どうなんだろう。もしこの作品で本当に深く感動したかったり楽しみたいのなら漫画版も含めて全部見た方がいい。ハイエボ1を是非耐えてこれを見てください。耐える価値あるから。
まとめると、2018年にこの映画を見られてよかったです。とっても楽しめました。スタッフの方々本当にありがとうございました!!!
追記。パンフレットには京田監督のインタビューが載ってるんですが、コレジャナイ感が凄い。自分が知りたいのは、コンセプトアートとかCGとかのことじゃなくてストーリーの内容とかそれに関しての自身の思いや考えをを語ってもらいたかった。
総まとめ
前回が残念だったが、現代の設定ではあるが、今回はアネモネも出るし期待して観た。
7番目のエウレカことエウレカセブンを倒すために、仮想ダイブして戦うという新たな設定。
なかなか話に追い付けない。
あまりにも今までと違うから。
理解しだした頃には終わりが近い。
そしてこれまであった全てのエウレカシリーズを統括するかのような話だと気付く。
虹ポケもAOも。
漫画版が一番好き。
結局どれが正史になるのやら。
Ⅰはなんだったのかとも思うが、パンフレット見たらⅠの意味が分かる。
結論これはⅢ観ないと分からない。
ただエヴァ新劇にはまだ及ばない。
エヴァとはやっぱり違った作品かな?
エウレカセブンTVシリーズ、ポケットの中に虹がいっぱい、ハイエボリューション 1視聴済みです。
TVシリーズを忘れていたので要所要所再視聴。
その状態で映画観に行きましたが、一言で言って面白かったです。正直1がアレだったので見に行くか迷いました。相変わらず突拍子な展開はありますがそれでも1より絶対面白いです。以下感想が続きますが、理解力がある方だとは思っていませんのでシナリオを読み間違えてレビューしていたらすみません。
前作のこと、今作に関してもレビューにある通り賛否両論あるとは思います。特にアネモネ部分で性格がTVシリーズのアネモネじゃなく、しかもそれがパラレルワールドどころか夢である可能性がある…改めて突拍子もない展開だなと感じますしそう言われるとちょっと待てよと。何より、大事なTVシリーズのアネモネが無かったことになるというのは文句が出るのもわかる気がします。
見ている途中までアネモネの性格にん?となりましたが直前にみたTVシリーズの48話のアネモネの独白のシーンを思い出して普通の女の子になりたい…生まれ変わったら素直な人間になりたい、という気持ちを思い出し、それが今作のIFアネモネの人格形成に繋がったんじゃないかなと僕なりに思いました。
劇中のアネモネは幼い頃は腹が立ったりしたら殴るし拗ねるしお父さんに嘘をつくんだけど大切なお父さんに嘘をついたことが後ろめたくて飛行機を追いかけてます。成長したアネモネは大人に配慮が出来たり、大人やドミニクAIに寂しがって見せたり恋をしたり、見ず知らずの女の子を助ける気持ちを持てたり本当に健気で一途な普通のかわいい女の子なんです。確かにこれじゃTVシリーズのアネモネを見ていると劇中のアネモネは出来すぎていて物足りないんです。でも、TVシリーズのアネモネのことを思い出して、アネモネは幼少期の頃からこうありたかったんじゃないか?恋をして大切な人のために涙を流し、気持ちを思いやり、決して悲しんでいる人を見捨てたりしない、そんな普通の気持ちを大切にする女の子に近づきたかったんじゃないか。
TVシリーズでエウレカ、レントンに敵対していながら、アネモネの悲しんでいる姿を見て助けられたからこそ、エウレカのことを思いやる劇中の素直なアネモネが、IFのアネモネを通してあるんじゃないかと感じました。
そう考えられたときに、それが凄くしっくり自分の中に来て、自然と涙が溢れていました。
長文、駄文申し訳ない。でもここまで長々レビューさせる何かを感じた作品だっなんだなぁと驚いています。本当に見に行って良かった。次回作も絶対見に行きます。
庵野秀明という呪縛を乗り越えた京田知己。シン・エウレカセブン
これまで京田監督を追ってきた人間ならば意味の伝わるタイトルにしてみた。間違いなく京田知己最高傑作。これまでのエウレカシリーズを見ていない人でも楽しめる。とにかく飽きさせない。純粋に一本の映画として面白かった。
他の方も書かれてるが中盤以降の、全てが収斂し昇華されていく快感はぜひ劇場で味わってほしい。エウレカセブンはハイエボリューションした。
映像面
キャラの心情とアクション、カメラの置き方や動かし方、それに音楽がシンクロするとこんなに気持ちのいい映像になるんだなぁという印象。とにかく映像が気持ち良い。
サーカスも柿田爆発も最高。ニルヴァーシュXの強さがよく表されていた。グラフィニカ篠原章郎氏率いる3Dパートも素晴らしい。ロボットを手書きで、キャラ(ある特定の)を3Dでえがく事に意味を持たせている。
アネモネとエウレカが2人で重い扉をこじ開けるシーン、ただキャラのアクションと心情、これまでの全てが重なる熱いシーンというだけでなく、「アニメーション」の未来をセルルック3Dがこじ開ける構図にもなっていて製作陣の矜持を感じる。ガリバー大量発生シーンの「漫画映画的な」演出を3Dでやることの意義。そしてラストの上昇感、浮遊感、着地感(と彼の姿)。不思議な多幸感に包まれる。ありがとうボンズ。ありがとうグラフィニカ。ありがとう監督。
物語面
エウレカセブンは元々メディアミックスコンテンツとして売り出された。TVアニメ、漫画、ゲーム、小説などなど。それらを全て包括して未来へ歩む。
小清水さんの巧みな演じ分けもあって、今回のアネモネはとても感情移入できる現代的で快活な少女。アネモネはある選択を迫られ、未来を選ぶ。アネモネがドミニクと「ダイブ」し、ガリバーと「上昇」する新たなバレエメカニックと、深く沈む闇レカ(笑)をアネモネが救い上げ2人で「上昇」する、新たなモーニンググローリー、これら2つが世界を救う。
ダイブと上昇、縦の物語構造がフレームサイズによる演出やキャラクターの心情と完全にマッチしていた。今回度々出てくる「扉」、ダイブの入り口として機能するがそれの持つ意味性が物語が進むごとに変化していくのもうまい。
エウレカセブンの事を多少は知っている人なら、当時エウレカセブンがエヴァを越えようとして作られた事(そして恐らくは失敗したであろう事)はご存知だと思う。庵野監督は自らを「コピー世代」と揶揄し、京田監督は自らを「コピーのコピー世代」と揶揄した。エヴァ新劇場版公開時の庵野監督のコメント「この十年エヴァより新しいアニメはありませんでした」。どうやってもエヴァの二番煎じになってしまうエヴァの呪縛。今作によって京田監督は、庵野監督への愛を表明しながらも庵野監督の呪縛エヴァの呪縛あらゆる呪縛から解き放たれて、「エヴァの向こう側」を見せてくれた。エウレカセブンに無いとされていた核が、間違いなく備わった。
まったく新しいエウレカセブン。この作品に関わった全てのスタッフキャストに感謝です。次回が待ち遠しい。
まさかの
まさかのテレビシリーズも夢ってオチ!?
テレビシリーズ大好きだったのにー
あ、AOは、、、うん。まあ置いといて。
内容はちょっと難しかったです。
あと何回か見たらちゃんと理解できるかな
理解力ないんです、、笑
でも3楽しみ!
語彙力
勘よッ!
作品再構築というもう何でもありの領域に突入している最中のエウレカ。元々の話が精神世界とかかなりフワフワした内容と、EDMや、フラワーチルドレンのようなサイケデリックさを織込んで、混沌を引き摺りながら力尽くで進んでいく帰来はあったが、今作品は、敵と味方が入れ替わってのストーリー構成であり、並行世界での話という意味合いを前提条件にフィルターをかけなければサッパリ何が起こっているのか分らない展開となっている。もうここまで来ると、追いかける気力はなく、唯々スクリーンに映っているシーンを何も差し挟まず観るしか手はない。そんなパラレルワールドを構築出来る位の深さがエウレカなのかもしれない。
正直、感想自体も思いつかない程のやり切り感である。オマージュだらけだし、どこから手をつけたらいいかもう分らん(苦笑
アネモネをもう少し人間性豊かに描きたいというどこかの意図があるんだろうね。
主題歌はストレートに迫力あった。確か、前にラジオのたまむすびで盛り上がった大坂の14歳の娘なんだね。この娘は凄いと思う。
ない。
作品としての完成度、こだわりは評価します。
もともと、オマージュの塊のような作品のため、
エバ的なもの、シンゴジ的なものを含ませた事も
仕方なし。
エウレカワールドとして、繋ぐ為の
最後の部分は、ファンサービスか?
作家性の為か、同じものは作らないというのは
悪くは無いけど、
ファンの私だけかもしれないけれど
パラレルワールドは、
これまでの世界観をぶっ壊した。
AOは、受け入れましたし、
ポケ虹も、受け入れました。
でも、これは無い。
なぜなら、テレビでの、
アネモネのワケあり感と悪役感
しかしながら、終盤での変化。
これが、彼女の魅力なワケで
このアネモネは、別人。
ガリバーもファンしかわからないし、
ラストなんかも、ファンしかわからない。
一般受けもやや難しそう。
一部、心ある方は、評価されてますが、
ハイレボ1は、構成が❌
今回は、全く別作品。
ホント、テレビの焼き直しでいいから
今の技術で最高のエウレカセブンが、
見たいのです。
世界観も、ファッションも
変えて欲しくない。(今さら)
しかし、走り出した作品。
次回も見てしまいます。
都合がよすぎる“多元宇宙” 。
TV版には足元にも及ばず!前作よりはマシって程度。
今回はレントンの死に絶望したエウレカが暴走し、多元宇宙のアネモネに干渉して、アネモネがエウレカの悲しみの殻を破り救う。だが実はレントンは… という解釈なのかな?(ネタバレとしましたが個人的な勝手な解釈です)
TVのつぎはぎ版『HI-EVOLUTION 1』のどうなってるの?は “多元宇宙”の、どっか別のエウレカ達!という今回の伏線的な開き直り、それで映画を一本製作しちゃう不誠実な姿勢にビックリ。
無理に 3作品作るなら、完璧なオリジナル描き起こしで 1作品でもちゃんと観せて欲しい。それも『ポケットが虹で一杯』で失敗していますが…😢
無理やり過ぎて、TV版のコラージュが大人の都合の製作費のコストダウンとしか感じられない!少女期の3DCGもキャラデザインの吉田さんの味が反映されていないのにもガッカリ。
大好きな作品なので大人の事情に乗っかって、次も観ますが💖
すばらしいアニメ技術
TVシリーズはあまりいい終わり方ではなかったように思うが、まだこだわって作り続けていたんだなあ。アネモネもTVシリーズではエキセントリックな敵役に過ぎなかったが、映画ではすっかり構成し直されていてエウレカの方が悪役ぽかった。レントンを亡くしたエウレカが自分のインナースペースで復讐を果たそうとしていたのであろうか、アネモネはその犠牲者としての設定だ、しかし二人の出会いが世界を再構成し、なつかしいメンバーたちが復活したようだ、まだ解決編として1作ありそうだが、アニメ技術は素晴らしく、アネモネとエウレカはAiアニメぽくて可愛かった。アニメとしてはいい出来だと思うがかなりエヴァに影響を受けているようでもある。
アネモネセブンに偽りなし
全体の流れは悪くなかった
ラストにかけても面白かった
アネモネドミニク派としては最高
けどまず3Dアニメーションが吉田さんのキャラデザを無駄にしてるし
エウレカが急におかしくなるのも台無しにしてる
絵に抑揚が感じられない
またエウレカが悪役ぽい感じから急に変わるのもなんなんだと思ってしまった
ガリバーもでかいし 笑
ジ・エンドも…
どこでもドアかよと思う
ニルバーシュがまさかのポケ虹寄りだし
というか、コーラリアンは現世界(アネモネたちの世界)はいないのかな
アネモネの世界のエウレカセブンはエヴァでいう使徒なのか?
そして最後に出るゲッコーステイトメンバーと、レイ・チャールズ、シルヴァーボックスはコールドスリープ装置なのかな
面白かったんだけど、ちょっと強行突破の世界の脚本だったかな。
でも色々なエウレカが出たシーンで最後が漫画番のヤツだったのは、漫画版大好きだから良かった
10年前から思ってるけど漫画版を映像化してほしい…
ラストまでちゃんとみるのと、前回同様三回は見ないとわからないなぁ
よくやる
この映画を中盤から思ったことがタイトルです。
エウレカセブンはテレビシリーズからリアルタイムでずっと見てきた作品でした。
そこから
ポケットの中は虹でいっぱい
AO
そして、今回のハイエボリューションとなってアネモネがどう絡んでくるのが気になってはいました。
前作でもテレビ版の映像は回想シーンに当てるボンズのよくあるやり方だなと感じていましたが、今回のは仮想世界、エウレカセブンの中に入った際のシーンと使っていたのが面白かったです。残念なのが所々が声も前のを使っていたからシーンによってはアネモネの口調が突然変わるっといった違和感を産むことになったのが気になってしまいました。
一番好きだったのが仮想世界から現実世界に押し戻る際にアスペクト比が変わるシーンが個人的に好きでした。
戦闘シーンは今回、トラパーがない世界なのでファンが望むようなのはなく現実に近いものが多くミサイルシーンなど見ていたらアレ?と思っていたら、やはり河森監督とスタジオぬぇがいたと思ってました。
キャラクターもテレビ版からはポジションは変わっても懐かしい面々が出たりと一番絡みのなかったエウレカ×アネモネが個人的には好きでした。
最後に最終回の格好したレントンが出てきて三部目を待ち遠しく思いました。
PS. デューイ・ノバック役の辻谷 耕史さんが収録中に他界をされ、代役に藤原啓治さんが寂しい気持ちになりました。
辻谷 耕史さんの哀悼の意を小さいながらご冥福をお祈りします。
ファンへ問いかける作品
1部があまりにもひどかった中から、期待値低めに2部を観賞しました。
前半は2D+3Dでの新たなクリエイティブ映画としての印象を受けつつ、
油断した後半からは
これまですべての時系列、時間軸のエウレカシリーズをまとめあげようとする素晴らしい作品と思いました。
1部をあの形としたこともただただ騙された印象です。
アンチはあると思いますが、今劇場版3部作はエヴァ新劇のような全く新しい軸を生み出す制作陣の心意気が伝わる作品でした。
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