「名前と付箋とアンモナイト」勝手にふるえてろ Buさんの映画レビュー(感想・評価)
名前と付箋とアンモナイト
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松岡茉優とこの映画、まじ神
映画を観る醍醐味のひとつとして、主人公や登場人物の心情がセリフやナレーションではなく、映るもので感じとれる瞬間があげられる。
この映画は醍醐味であふれている
棚をみるだけで、主人公の心の迷いがわかり、コメディ(エレベーターのシーン)やミュージカル、シリアスまで緩急をつけて写り変わるこの映画は『よしか』そのものだ
謎だらけで、いびつだが愛おしいアンモナイトのような『よしか』は、自分の投影である一を好きになり、
最後には、付箋でつながる二を愛す。
自分を好きになり、他人を好きになる過程を丁寧に描いたこの映画と『よしか』が愛おしくてたまらない
追記
ラスト、よしかが嘘をついてるとわかってから、徐々に頭が整理されていき、以前のよしかを好きだった感情が再度湧き出てくる二の演技は最高すぎるのでは?
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