「自分は嵌りました」一礼して、キス やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
自分は嵌りました
クリックして本文を読む
最近鑑賞した中でも好きな作品、『リライフ』と『トリガール』で二番手ポジションだった池田エライザさんが、主役の作品ということで楽しみにしていました。
また、監督も『リライフ』の古澤監督で期待も高まっての鑑賞でした。
結果、期待していたイメージと違いましたが、自分には嵌まりました。
まず、岸本杏を演じた池田エライザさん。脇役の時には見る事ができなかったキスシーンの数々、素敵でした。
そして、ヒロインなのに笑顔が少なく表情の硬い杏でしたが、その中でもいろんな表情を見せてくれて良かったです。
それから、杏以上に表情の硬い三神を演じた中尾さん。喜怒哀楽の表現が難しかったと思います。
そんな二人の映画なので、青春恋愛物なのに騒がしくなく、落ち着いて観れました。自分には合っていました。
また、ストーリーも、優しいイケメン先輩や病気の友人、自分勝手な親と、物語を動かしそうな人物が出てきますが、二人の関係に大きな影響を与えません。
なので、どこか寂しい目をした不器用な二人の、真っ直ぐな気持ちが、どこで交わるかを楽しみに観る映画になっていると思います。
自分はその感じ好きです。
また、映像も二人を近くから映したシーンが多かった気がします。
お二人のファンの人は嬉しいでしょうし、ファンでない自分も良かったと思いました。
魅力に溢れる二人だったからでしょうかね。
最後に少し余談です。
劇中、池田さんは左手で字を書いていました。
気になったのですが、弓道は利き腕に関係なく左手で弓を持ち、右手で矢を射るんですね。勉強になりました。
コメントする