「夢は諦めないことが肝心」5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生 m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
夢は諦めないことが肝心
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先天性の疾患により通常の95%もの視力を失ってしまった主人公の、実話に基づいた話。
一流のホテルマンになることを夢見ていたサリーは、極度の弱視によって様々なホテルから断れ続けていたけど、障害のあることを隠し 上手く乗り切ることで、ホテルマンになる為の訓練を乗り越えて行くが、徐々に綻びが見え始め…。
あれだけ極度の弱視(殆ど光しか見えていない?)で試験をクリアしようなんて無謀としか言い様がないし、観ているこちらも挫けそうになるけれど、妹や母との絆や 同じ仲間のマックスの存在に 気持ちが救われる。
時に 鬼教官のシゴキぶりに悔しくなりながら、「もういいよ…家に帰ろう…」ってサリーに言いたくなるけど、その鬼教官もサリーの一言にハッとする場面もある。
結婚式がメチャクチャになっちゃって、本当に見てられないと言うか、悲しくなった。
朝から晩まで働き詰めで 薬物に逃げたり…弱さが垣間見える場面もあった。
でも、最後は結局 ホテルマンは諦めてしまうけれど、彼にとって居心地の良い場所が見付かり 良いラストだったかな。
嘘は良くないけれど、“頑張れー!”って応援したり、“もう、辞めちゃえ!”って悔しくなったりしたけれど、障害があろうがなかろうが 夢を持つことや人が人を思う心は何も変わらない。
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