人生はシネマティック!のレビュー・感想・評価
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すぐに映画が見たくなる映画愛に満ちた映画!
地方のため今日鑑賞。
脚本家の視点で描かれているが、
数々の困難、戦争の空爆、映画会社からの一方的な注文、俳優からのわがままな注文、そして、自身の失恋と投げ出しても仕方ない状況で、それでも映画を作る
というお話し。
その情熱は
映画を見て欲しい人、見せたい人がいるから。
映画の作リ手のドキュメンタリーみたい。
映画は真実だけを見たい訳ではなく、笑い、泣きながら、幸せになれるストーリーを見たい。
それにはもちろん俳優の演技も大事だけど、
一番はストーリー、脚本であることを改めて感じた。
完成したこの映画を映画館で見ているシーンで、観客が笑い、泣き、感動して、何度も見てしまう。
これぞ映画の醍醐味。
今年の1本目は大当たりの映画だった。
今年もたくさん映画を見て幸せな気分になる!
人生はシネマティック
さわやかな余韻を残す作品だ。
先日の映画「ダンケルク」があった。
1940年頃は第2次世界大戦が始まった翌年。ダンケルクに追い詰められた兵士の脱出をを民間船で援護する英本国ではすでに空襲がおこなわれていた。画家で傷痍軍人の夫を支えるべく映画作りの世界に足を踏み入れた女性が、脚本作りに才能を開花して行く中で、脚本家と心を許し合う仲に陥りながら、戦争の残酷さを伝える。
監督:ロネ・シェルフィグ
(デンマーク出身の女性映画監督)
カトリンを演じるジェマ・アータートンが好印象。
秒針
音楽は中盤以降良い。
しかし画面に華が無く、主人公よりも脇役の方がキャラが立っている為、全体的に地味で鈍重な印象を受けた。
目新しさは無いが、その分安心して観れる。
しかしその単調なリズムが眠気を誘う。
映画は辛い現実を忘れさせてくれる夢の世界
第二次世界大戦当時のイギリス情報局映画部では、戦意高揚のための映画を製作していた
そこで、女性からの視点を反映させるため、脚本チームに女性スタッフとしてカトリンが採用される
その後、映画部では「ダンケルク」の映画を製作することなったが、カトリンは双子姉妹を主人公にすることを提案する
これは素晴らしい映画だったなぁ
「なぜ私は映画が好きなのか…」をずっと考えながら観ていた
それに加えて「もしも『ダンケルク』が女性を主人公にした映画だったら」どんかに素晴らしいかも考えていた
その2つの答えは一緒で
「映画とは、辛い現実から私たちを引き離し、素晴らしい夢を見させ、明日からまた頑張ろう」と思わせるためにあるんだと思った
姉妹の船が本当にダンケルクにいたのかいないかが重要なのではなく、観客はそこから何を感じ取るのかが大切だということ
人生の1時間半をそこで過ごす価値があったと思えるかどうか
映画館に行って、スクリーンの世界に浸り「明日もまたがんばろう」と思える自分にするために、こうして毎日映画を見るんだと思った
後半は号泣で、涙が止まらなかった
どんなに辛いことがあっても、映画があれば生きていける
そう思える映画だった
映画好きの映画
映画好きの人は、大体、映画に関わる人物の映画が好きだと思う。「ニューシネマパラダイス」が代表だと思うんだけど、この映画は脚本家目線というのが新鮮だった。けれども展開が単調で眠くなった(一緒に観ていた家内は寝ていた)
カトリンの前向きな眼差しが素晴らしかった。
舞台が戦時中だからか、イギリス映画だからか映像が鮮明で綺麗でした。
戦時下だからなのか脚本家が描きたい作品ではなく描ける作品を要求される苦境の時代。だから作品の想像力が必要とされる。
カトリンとトムの関係が、ある出来事でプッツリ切れる所は、どうだろうか。
ケトルの男、双子の姉妹と一人出演するアメリカ人、映画『おみおくりの作法』の男性、個性的な人間が出てきて飽きさせない。
そんなことより、主役のカトリンを演じたジェマ・アータートンの常に前向きな眼差しが素晴らしかった。
もっとメロドラマでもよかった
このメロドラマ感を期待していたので満足なのだけど、前半はなかなか渋い展開。そしてお約束のような事故で主人公が大きなものを喪失してから、そのメロドラマは勢いにのり、、で、やはり自分は観客がスクリーンを見上げるシーンが好きなんだろうな、そこでは問答無用に泣けてくる、という形で終わる
映画愛に溢れる作品
ドイツの空襲を受ける戦時下のロンドンが舞台。ひょんなことから実力を認められて映画の脚本家として頭角を現すことになる主人公カトリン。その才気と機転で気難しい役者達を纏めながら、多くの英国人に愛される作品の完成に漕ぎ着ける。でもその作品と引き換えに彼女は人生の大切なものを犠牲にしていた... 映画以上にドラマチックな主人公の生き様を英国流の抑制の効いた描写で楽しむことが出来ました。Their finest one hour and a half と言う小説が下敷きになっているそうですが、その至高の1時間半(の作品)のために人生を賭した主人公の心意気と、このセンス溢れる邦題を考案された方に乾杯です。
映画作りと言うより1人の女性の物語
予告編で期待しすぎたせいか 良かったには良かったのですが
うーんと考え込んでしまいました
1人の女性の生きざまを映画作りを通して描かれているとは
思うのですが
色々お話を詰め込みすぎていてどこに視点を置いて観ればいいのか
とまどってしまいました
恋愛なら恋愛 映画なら映画にもっと焦点をあてて作ってくれたら
もっと面白かったかなと思いました
しかし
戦時中のお話なのでいつ死んでもおかしくない世の中を描いていて
どんなことがあっても今を明るく生きることの大切さを教えてくれ
てそれは良かったと思います
ラストの方であの女性の過酷な試練はなんでしょうか?
私はちょっとあきれてしまい ここまですると思いましたが
こういう話もありなのでしょう
まさに人生はシネマティックです
これは映画を愛する人の作品と言うよりは
1人の女性がたくましく生きていく物語だと私は思いました
台詞にグッときた
熱量のあるシーンと台詞、ユーモアと意外性の中で映画を作るっていうストーリーがまさに人生はシネマティック!
それぞれキャラも立ってて楽しめるとってもいい佳作 ひさびさにもう一回観たくなった
こういう映画ってもっと売れてもいいと思うけどなー
しかしTheir Finestからこの邦題付けた人には100点満点あげたい!ド○ームとか付ける人に爪の垢あげて下さいw
泣き、笑い、英国から映画好きに捧げる良作。
第二次世界大戦でのダンケルク関連の作品はノーラン監督作品が話題となったが、製作はカンバーバッチ出演BBCとBBC製作の本作が古い。
当時の世俗や男女間の雇用格差、戦争の悲惨さをしっかりと伝えながら良質の映画作品となっています。0.5ポイント少ないのは嬉しい涙以外に悲しい涙をもたらしたため。
2時間の人生を捧げるに値する映画
映画って本当に素晴らしいですね
と言いたくなる佳作
困難な状況でもユーモアと機転を利かせて問題を解決していく様子に一喜一憂し映画を作っていく情熱に感動する、これが映画の一つの魅力だしそれは人生も同じこと
私の人生を豊かにしてくれました
意味がある?
劇中の「人の死に意味はない」だけど「映画の劇中の死には意味がある。だから、人は夢中になる」というニュアンスの台詞があったが、果たして…。
でも、全体を通して楽しかった。劇中の登場人物よろしく、もう一度観ても良いかなぁとも。二回目は笑える?(笑)
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