「【”Aは山のカタチ・・” ”本当の幸せって何だろう・・” ブルーノ・ガンツが演じたアルムおんじも雰囲気出てます。】」ハイジ アルプスの物語 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”Aは山のカタチ・・” ”本当の幸せって何だろう・・” ブルーノ・ガンツが演じたアルムおんじも雰囲気出てます。】
■感想
◆序盤、人付き合いが苦手で無口だが、真っすぐな性格アルムおんじ(ブルーノ・ガンツ)が、最初は渋っていたが、直ぐに元気で心優しきハイジと打ち解けるシーン。
二人の心の交流が、美しきスイスの山並みを背景に描かれる。
- スイスの山って、登らなかったなあ・・。-
◆劇中、クララの厳しい教育係ロッテンマイヤー(性格キツイが美人なところが良い・・。すいません・・。)が口にする言葉
”誰もが憧れるお屋敷暮らし・・”
けれど、それが本当にクララにとって、幸せな事なのかな?
仕事で忙しいお父さんゼーゼマンは殆ど出張だし、お母さんはいないし、一人っきりだよね。
だから、ハイジが嫌々ながら、ゼーゼマン家にやってきた時に、クララは自由奔放で、明るいハイジの姿を見て、嬉しくてしょうがなかったのだよね。
◆ハイジも慣れない都会のフランクフルトの生活に疲れて来て・・。
けれど、ハイジはクララの事を思って・・。
- ハイジの役の女の子が、正装姿もとても可愛らしい。金髪のクララも勿論である。ドンドン仲良くなって行く二人の姿。そして、”おばあさま”の判断。-
◆スイス・アルプスのアルムおんじの元に戻ったハイジの所に、やって来たクララに起きた奇跡。
- 理由は”心理的なモノだったと、勝手に判断。-
<名作中の名作だし、名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」を再放送で、幼少時たまに見ていたが、ブルーノ・ガンツ観たさに鑑賞。結論:良かったなあ・・。
ドイツ語の映画でハイジを見れたのは、僥倖であった。(当時の資料では、日本語吹き替え版がメインであったようであるが)
ーだって、ドイツ語の日本で上映される映画って、マアマアの割合でナチス関係ではないだろうか・・。->
■蛇足
・ここは一つ、「フランダースの犬」も実写化でどうだろう・・。
いやいや、あの涙無くしては観れないラストがあるからなあ・・。
「母を訪ねて三千里」は如何かな・・。少年ロードムービーとして、面白いのではないかな。主役はジェイコブ・トレンブレイ君でどうだろう・・。
(”三千里って、1万2千キロもあるよ!” などと、BCPの東京〇上〇〇のCMみたいなことは、言わないように・・。)