「涙を流せなかったのが悔しい」旅猫リポート ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
涙を流せなかったのが悔しい
随分前に原作既読。
有川浩さんの作品の中で、一二を争うくらいの好きな、そして感動した小説でした。
私は猫は飼ったことがないし、どちらかと言えば犬派なので、馴染めない本かなと思っていたのですが、この本を通して、猫に興味をもち始めました。
さて、そんな思い入れのある小説の映画化です。
原作を読んでいるので、先がどうなるかがわかっているのですが、福士君の爽やかな笑顔が映る度、切なくなりました。
最後まで胸が締め付けられる内容になっていました。
悔しいかな、あと一歩のところで涙が出ませんでしたが、周りからは鼻をすする音がたくさん聞こえてきました。
それにしても、あの猫、すごいって思う場面が多々ありました。
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