「☆☆☆★★★(かなりの甘々)(-.-;) 原作読了済み。簡単に。 ...」旅猫リポート 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★★(かなりの甘々)(-.-;) 原作読了済み。簡単に。 ...
☆☆☆★★★(かなりの甘々)(-.-;)
原作読了済み。簡単に。
映画が始まり、ナナとの出会いから終活への旅へ。ほぼ原作に沿っての話が進んで行く。
(おそらく)尺の問題からか?【ヨシミネ】パートはそっくりとカットされている。
その為に修学旅行での脱走劇や、空気の読めない美人先生は残念ながら出て来ない。
個人的に、美人先生が誰なのか?が興味有ったのだが(ー ー;)
原作を読んでいて。ナナが猫の立場から、数多くの名言や人間に対する提言をするのが面白く。それに対して、【コースケ】【ヨシミネ】【スギとチカコ】パートでの話が、少しばかり微妙では有った。
凡そ【ヨシミネ】パートにて。この旅がどんな旅で。どの様な結末を迎えるのか?が、予想出来てしまったのも有ったと思う。
それでも流石と言うべきか?最後の【ノリコ】パートには思わず泣かされてしまった。
電車内で読んでいて、流れる涙を拭う時に。泣いていると周りに悟られない様に、わざと「泣いてなんかいませんよ!欠伸で涙が出ただけですよ!」感を出すのに必死になったくらいで…。
だからなのか?映画はラストの【ノリコ】パートだけで1時間を費やしている。
原作で、そこに至るまでは凡そ250ページ。
この【ノリコ】パートは60ページ弱しかないのだから、気合いの入り方が違う。
でもまあ〜そうなるよね〜!この《サトル》との別れが、原作の1番の肝の部分ですから。
結果として、やはりと言うべきか、泣かされてしまった。
でも、この「さあ!泣いてください」…と言った作りには、抵抗感を持っ人が多いのかも知れない。
実際、初日にも関わらず。劇場内がガラガラだった理由の1つとして。予告やCMで、試写会らしきお客さんが。映画を観て泣き腫らす人達の映像が散々流され。それが逆の意味で、反感を買ってしまったのではないか?と思えるのだけれども…。
今後、どれだけSNS等を通して。どれだけの反響が有るのか…って、別に俺が気にする事でも無いか〜(^_^;)
出演者の中では、まずまず良かったのは広瀬アリスくらいだっただろうか?
主演の福士蒼汰を始めとし、制服姿がちょっと…ってところは眼を瞑るとして。猫のナナの表情と。ナナの声をあてている高畑充希の台詞とが、どこかシンクロしていない様に見える辺りが、少し違和感を受けた。
違和感と言えば、叔母さん役の竹内結子。
何かに付け、ちょっと一言多い人物なのだが。原作を読んで受けた印象では、年齢は50代半ばに思えただけに。竹内結子では若過ぎる様な印象だった。
別に猫より◯イド◯ーに◯の人なんじゃないの?…って訳では無いっス(¬_¬)
そう言えば、♬オリーブの首飾り♬も使われてはいなかったなあ〜1
曲の使用料金が高いからなのかなあ〜。
2018年10月26日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン9